私的録音録画補償金

私的録音録画補償金の概要

読み: してきろくおんろくがほしょうきん

私的録音録画補償金とは、私的利用を目的とした複製行為で用いられるDVD-Rなどの価格に上乗せされ著作権者に還元される補償金のこと。音楽などは私的録音補償金管理協会が、映像については私的録画補償金管理協会が管理しており、それぞれの協会を構成するJASRACなどの業界団体や協会を通じて著作権者に還元される。
法律上、私的利用を目的とする複製は認められているが、デジタル複製行為が広く普及したため、合法複製行為で著作権者が被る不利益を補償するために同補償金制度が設けられた。1992年の著作権法改正に伴い導入された。CD-RDVD-RなどはAV機器で使われる音楽やビデオ専用のもののみが制度の対象となる。
この制度は何度か見直しの動きがあり、制度の対象をハードディスクなどにも広げることを求める著作権者団体とそれに反対する機器メーカーや消費者とで意見が対立。私的録画補償金管理協会とメーカーの裁判に発展するも、協会の訴えは退けられた。補償金制度は事実上破綻し、私的録画補償金管理協会は2015年4月に解散した。

2017年05月11日 更新


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