実空間透視ケータイ

実空間透視ケータイの概要

読み: じつくうかんとうしけーたい

実空間透視ケータイとは、携帯電話の現在地周辺の実空間の情報を直感的なヒューマンインターフェイスで把握することができる携帯電話アプリケーションによるシステムを指す。近年でいう「AR(拡張現実)」に近いものとして2008年頃に登場した。
KDDI研究所と東京大学によって共同開発された技術で、携帯電話に搭載された6軸センサーGPSなどによる位置測位情報を使い、端末の位置や向いている方向、傾きなどを検出し、携帯電話を向けた方向に存在する地域や人物の情報をディスプレイに映し出すことができる。
たとえば、街中で携帯電話を空間に向けてかざすことにより、ビルにあるレストランやカフェ、ショップなどの情報を画面表示し、位置関係を把握しやすいようにする。情報共有を許可した知人がどの方向にいるのかといった情報を画面上のアイコンなどで知ることができるようにもなっていた。
端末の移動状態なども検知できるため、この技術を活かし、交通機関に乗車したときに自動的マナーモードに切り替えたり、帰宅中の子どもが歩いているのか、家に向かっているのかなどをチェックできるサービスへの応用も考えられていた。
この実空間透視ケータイの技術を活かしたサービスとしては、auが頓知ドットコム(現株式会社tab)と協力して提供する「セカイカメラ ZOOM powered by 実空間透視ケータイ」があった。

2016年04月28日 更新


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