準天頂衛星システム

準天頂衛星システムの概要

読み: じゅんてんちょうえいせいしすてむ

準天頂衛星システムとは、天頂付近に見えるようにする衛星を含む日本の衛星測位システムのこと。
米国が運用する従来型のGPSによる測位データを補完、あるいは置き換えることを目的としている。GPSでは、通常4基の電波を受信することで位置測位しているが、時間や場所によっては建物などに遮られ、正確に位置を特定できないことがある。準天頂衛星システムは、天頂(頭上の方向)に見えるようにした衛星も用いることでその問題を解決する。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)が研究開発を進め、2010年9月に初号機である「みちびき」が打ち上げられ、天頂軌道へと投入された。約3カ月間の初期機能確認を行ったのち、2010年12月15日から実証実験を開始。2017年には2号機から4号機までを相次いで投入し、2018年11月から4機体制による正式運用を開始した。
実験・運用にはJAXAのほか、国土地理院や産業術総合研究所、NTTデータ、日立造船など100以上の機関、企業が参画している。

2019年03月25日 更新


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