スマートアンテナ

スマートアンテナの概要

読み: すまーとあんてな 英語名: smart antenna

スマートアンテナとは、デジタル信号処理によって、アンテナの指向性を環境に応じて変化させることができるアンテナのことである。干渉波の受信や、マルチパスによる遅延波などを低減することができ、通信距離の強化や通信容量の増大、転送速度の高速化など、さまざまな改善が期待されているアンテナである。

スマートアンテナの放射器で受信した信号は、デジタル信号へと変換されて指向性制御部と呼ばれる内部へ入力される。受信した信号を、指向性制御部でデジタル信号処理し、振幅と位相を合成することで、遅延波や干渉波を抑圧できる指向性を生成し、より高品質に目的地へ信号を出力することができるようになる。

この遅延波や干渉波などの方向に対する指向性のゼロ点を形成することで電波の取捨を選択できることをヌルステアリングという。逆に、所望の電波方向に対して最大の指向性を生成することをビームステアリングという。これら、適応的に指向性を変化させ、電波状況を向上させるシステムをアダプティブアンテナシステムともいう。

2014年03月05日 更新

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