テレビ電話の概要

読み: てれびでんわ

テレビ電話とは、互いに相手の映像を見ながら通話できる機器やサービスのこと。
主に、電話にビデオカメラとモニターが内蔵された端末で、ハンズフリー機能やマイク付きイヤホンなどを利用して、モニターで相手の顔を見ながら通話を行う。相手に顔を見せたくない時は、代替画像を表示できるサービスもある。
日本で初めてテレビ電話が登場したのは1970年に開催された大阪万博といわれており、大阪と東京を専用回線で結んだ。しかし、実用的なテレビ電話が利用できるようになったのは、高速通信が可能になった2000年前後から。固定電話ではISDN回線やインターネット回線を利用したサービスが各社から提供されており、企業などではテレビ電話を使用することにより、遠隔地のスタッフがミーティングに参加できるテレビ会議システムを導入しているところもある。
移動体電話では、1999年にDDIポケット(当時)の発売したPHS「VP-210」が世界初のテレビ電話対応端末となる。携帯電話では、2001年にNTTドコモのFOMA端末「P2101V」が回線交換データ通信方式でテレビ電話に対応。その後の携帯電話の多くがテレビ電話機能を搭載し、異なるキャリア間でも通話できるようにしていたが、利用率はあまり高くなく、テレビ電話機能を搭載しない携帯電話も増えた。
主軸がスマートフォンへ移行した後は、メッセージアプリなどの1機能として用意されるビデオチャットがテレビ電話に相当する存在となった。パソコンでも同様に、内蔵もしくは外付けのカメラとインターネット回線を使って、「Skype」などのアプリケーションでビデオチャットが利用されている。

2016年04月28日 更新


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