大ゾーン基地局

大ゾーン基地局の概要

読み: だいぞーんきちきょく

大ゾーン基地局とは、広域災害や停電の発生時、通常の基地局とは別に、半径約7km以上、360度のエリアをカバーする災害時専用の基地局のこと。
2011年3月の東日本大震災の際、地震や津波で基地局自体や基地局への回線が損傷したり、地域の電力網の被害によって停電状態が長引いたりする事態となった。これを教訓として、通常の基地局の多くが利用不能になった場合にも携帯電話の最低限の通信確保を目指して、NTTドコモが設置を実施。KDDIやソフトバンクも大ゾーン化による対策を施した。
設置場所は耐震性に優れたビルや鉄塔などで、伝送路の多重化や自家発電による停電対策も講じられている。主に人口密集地を対象とし、東海地震対策として2011年9月に名古屋市と岐阜市に初めて設置された。通信方式は当初は3Gのみに対応していたが、2014年以降LTE対応が進められている。また、半径3~5kmのエリアをカバーする中ゾーン基地局の設置も並行して進められている。

2016年04月28日 更新


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