TD-SCDMA (MC)の概要

読み: てぃーでぃーえすしーでぃーえむえいまるちきゃりあ

TD-SCDMA(MC)とは、高速無線データ通信の方式の1つで、中国が開発、採用している第三世代携帯電話の方式であるTD-SCDMAを高速化した方式。
TD-SCDMAは符号分割多重であるCDMAと、時分割多重であるTDMAと呼ばれる技術を複合したものであり、基地局との上り下りチャネルを一本化し、周波数を有効に利用できることが特徴で、特に人口が多く、周波数帯域が不足する可能性のある都市部に強い方式となる。
TD-SCDMAがマルチキャリア方式になることで、単一の搬送波でデータを伝送するのではなく、複数の搬送波で伝送するため、基地局から送られる電波が建物などに反射して時間差で届くマルチパスの影響を受けにくくなり、高速で安定した通信を提供することができる。
日本では当時のイー・アクセス(現ソフトバンク)が実験免許を取得し、TD-SCDMA(MC)を用いて携帯電話事業への参入を予定していたが、1.7GHz帯の取得を機にW-CDMAに切り替えた。

2016年04月28日 更新


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