社長メッセージ

代表取締役社長 田中 孝司

「KDDIフィロソフィ」を実践し、豊かなコミュニケーション社会の発展に貢献します。

CSR経営の原点が「KDDIフィロソフィ」です

KDDIは、「KDDIフィロソフィ」の実践を通じて、すべてのステークホルダーの皆さまから愛され、信頼される企業を目指しています。KDDIには、社会インフラを担う通信事業者として、24時間365日いかなる状況でも、安定したサービスを提供する重要な社会的使命があります。通信事業は、電波など国民共有の貴重な財産をお借りすることで成り立っているだけに、社会が抱えるさまざまな課題に対しても、高い志を持って、貢献していく社会的責任があると認識しています。このような企業としての姿勢、従業員の持つべき考え方をまとめたものが「KDDIフィロソフィ」であり、そこにCSR経営の原点があると私は考えています。
また近年、事業のグローバル展開を積極的に進めていくなかで、各事業部門の連携強化とシナジー発揮のために、全従業員が共通の価値観を持って行動することが不可欠であると実感しています。KDDIは2013年の改定を機に、本フィロソフィの浸透に向けて、国内外の従業員に向けた啓発活動を行っています。今後も「KDDIフィロソフィ」を全従業員が共有し、一丸となって使命を遂行することでCSR経営を推進してまいります。

すべてのステークホルダーの皆さまの声に耳を傾け、ともに創り出す

私たちは、事業を支えてくださっているお客さま、パートナー企業さま、株主の皆さま、地域社会や行政機関など多岐にわたるステークホルダーの皆さまと積極的な対話を行うことで、あらゆる分野における課題に取り組んでいます。その上で事業を通じて貢献し、さらに新しい社会的価値を生み出す「共創」こそが、KDDIが目指すCSR経営であると考えています。
近年、気候変動への国際的枠組みであるCOP21 (注1)「パリ協定」や、国連が定める国際的な課題解決に向けた「持続可能な開発目標 (SDGs) (注2)」など、社会課題に対応する国際的な動きが加速し、企業にも事業を通じた貢献が強く求められています。こうした社会環境の変化に迅速に対応するため、KDDIは、2016年度、第4期環境保全計画「KDDI GREEN PLAN 2017-2030」を策定し、自社CO2排出量の削減など、「地球温暖化対策」「循環型社会の形成」「生物多様性保全」を重点課題とする目標を策定・公表しました。また、SDGsに掲げられた社会課題や長期的目標を鑑み、ステークホルダーの皆さまの意見を取り入れながら、CSR重要課題 (マテリアリティ) の見直しにも着手しました。

社会的価値を生み出す「共創」に向けたCSR経営の実現に向けて

[1] 我々ならではのイノベーションを起こす

KDDIは、2016年度からの3年間の中期的な事業運営方針として「国内通信事業の持続的成長」に加えて、新たな成長軸の確立に向けて「au経済圏の最大化」と「グローバル事業の積極展開」を掲げ推進しています。国内通信事業の持続的成長においては、当社の成長戦略である「3M戦略 (注3)」をさらに推進し、皆さまの生活・暮らしに関わるさまざまな領域に、我々ならではのイノベーションを起こし、社会課題の解決と持続的な発展に貢献します。
また、auの顧客基盤をベースとした「au経済圏の最大化」に向けて、通信企業からライフデザイン企業への変革を目指し、お客さまのライフステージに応じたさまざまなサービスを提供するとともに、お客さま体験価値を提供する基盤を強化します。
さらに、グローバル事業として展開している国や地域においては、KDDIが、国内外で培った技術・経験・ノウハウを用いて、それぞれの国・地域の文化や社会・経済の状況にあわせた通信関連事業を展開することにより、豊かなコミュニケーション社会の発展に貢献してまいります。

[2] 個性あふれる多様な人財を育成する

社会のニーズや価値観が多様化しているなかで、新しい価値を創造し続けていくためには、企業自身が多様性を有することが必要です。私たちは、ダイバーシティ&インクルージョンの考えのもと、性別、年齢、国籍、言語、障がいの有無、性的指向などにとらわれず、あらゆる従業員の個性や力を組織に生かしていくための取り組みを進めています。特に女性の活躍に力を入れており、2012年度からは会社の意思決定の場に多くの女性が参画できるよう女性リーダーの育成・登用に注力しています。2020年度までに女性ライン長を200名登用することを目標に掲げ、さまざまな取り組みを展開し、この結果、女性活躍を推進している企業に与えられる「なでしこ銘柄」に5年連続選定されました。このほか、経済産業省がダイバーシティ経営によって企業価値向上を果たした企業を表彰する「新・ダイバーシティ経営企業100選」への選定、また、LGBTなどの性的マイノリティに関する取り組みを評価する「PRIDE指標」において最高位である「ゴールド」を受賞する等、当社の取り組みをステークホルダーの皆さまからもご評価いただきました。
さらに2016年度は、ダイバーシティ&インクルージョンによる「多様性」の推進に加え、個々の従業員が新たな価値を創造し、生産性を向上させる新たな取り組みとして「働き方変革推進委員会」を設置しました。現在、同委員会を通じ、従業員一人ひとりの多様な能力が発揮できるよう、さまざまな「働き方変革」の取り組みを実施しています。

KDDIは、社会的価値を生み出す「共創」の実現に向け、今後も、ステークホルダーの皆さまの声に耳を傾け、イノベーションを通じた社会課題の解決とそれを支える多様な人財の育成に努め、持続可能な社会と活力ある企業の実現を目指してまいります。

2017年8月

  • 注1)
    国連気候変動枠組条約第21回締約国会議
  • 注2)
    SDGs: Sustainable Development Goals
  • 注3)
    KDDIは、「マルチネットワーク」「マルチデバイス」「マルチユース」の3つの頭文字からなる「3M戦略」を推進しています。スマートフォンやタブレット端末などお好みのデバイスで、つながりやすい、最適なネットワークを介し、魅力的で多彩なサービスやコンテンツをシームレスにご利用いただける通信環境をお届けします。

KDDI

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