Designing The Future KDDI

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〈重要課題1〉 安全・安心な情報通信社会の実現

青少年の安心・安全のために

子どもたちを危険から守るために

青少年向けの安心・安全に関する基本方針

KDDIでは、情報通信社会において、子どもたちが安心で安全にコミュニケーションを図れることを目的として、「青少年の安心・安全に関するKDDI の基本方針」を策定しています。その方針に基づき、携帯電話やインターネットに関する危険を回避しながら有用な道具として活用できるよう、子どもたちの情報リテラシーの向上を支援する「KDDIケータイ教室」を実施し、学習・相談の機会を設けています。また、安心・安全に役立つ機能を備えたau携帯電話の開発や、フィルタリングサービスなど、ハードとソフトの両面で取り組みを行っています。

青少年の安心・安全に関するKDDIの基本指針

KDDI は、青少年が携帯電話やインターネットなどの通信サービスによるトラブルに巻き込まれることのないよう、さまざまな活動を行っています。

これからも、青少年が円滑なコミュニケーションを築きながら、安心・安全を実感できる社会の実現に取り組んでまいります。

「KDDIケータイ教室」の拡充

KDDIでは、子どもたちが安心して安全に携帯電話を利用するために必要なルールやマナーを理解し、ケータイに関わるトラブルを対処する知識とインターネット上の情報を正しく活用し、自らの判断でリスクを回避する力を身に付ける「KDDIケータイ教室 安心・安全講座」を2005年度から全国各地で実施しています。
2010年度は1,356回の教室を実施し、ケータイの安心・安全な使い方をお伝えしてきました。また、子どもたちが巻き込まれるトラブルが多様化、深刻化している社会情勢をふまえ、教育関係者、教育コンサルタントと連携・協力し、2011年4月から子どもたちが自ら携帯電話やインターネットのリスクについて考え、トラブルを回避できる力を身に付けられるよう、教育的効果の向上を図ったプログラムに改訂しました。講座は、携帯電話の利用段階にあわせた、初級編・中級編・上級編3つの講座から選択できることが特長です。
また、「KDDIケータイ教室」は2010年7月に「第4回キッズデザイン賞」を受賞しました。「子ども目線、子ども視点のものづくり」「子どもの安心・安全への配慮」において、課題解決型アプローチ・デザインとしての有効性を評価されたものです。

写真: 「KDDIケータイ教室」のスライドとテキスト

「KDDIケータイ教室」のスライドと
テキスト

写真: 「KDDIケータイ教室」の様子

「KDDIケータイ教室」の様子

図: 「KDDIケータイ教室」受講者数と実施回数の推移

「KDDIケータイ教室」受講者数と実施回数の推移

Kids Design Award 2010

キッズデザイン賞

内閣府認定NPOキッズデザイン協議会により、さまざまな製品や施設、コミュニケーション・調査研究活動を対象に、子どもの安心・安全と健やかな成長発達に役立つデザインを顕彰する制度。

米国で「KDDI ケータイ教室」を実施

KDDIグループ会社であるKDDI AMERICA Inc.の社員が講師となって、「KDDIケータイ教室」を実施しています。2010年12月ニューヨーク日本人学校、2011年1月ニュージャージー日本人学校、両校で80名の生徒と15名の保護者に対し、日本での携帯電話事情やご利用にあたっての注意点、実際のトラブル事例などをテキストと映像で説明しました。 海外においても、「KDDIケータイ教室」の実施に積極的に取り組んでいきます。

写真: ニューヨーク日本人学校でのKDDIケータイ教室

ニューヨーク日本人学校でのKDDIケータイ教室

安心・安全への取り組み

シンポジウムの開催

2010年8月に2回目の実施となる「シンポジウム2010みんなのケータイサミット」を開催し、さまざまな立場のステークホルダーの方を交え、子どもたちの携帯電話利用、インターネットについての意見交換・情報共有を行いました。
参加した中高生への利用実態のヒアリングならびにディスカッションでは、「もっと子どもを信用してほしい」「コミュニケーションツールとしての利便性や有効性を排除しないでほしい」「一概に規制するよりも、使い方を教育するほうが先なのでは?」など、来場者がじっと耳を傾ける場面もありました。
また、保護者、行政関係者、製品・サービス提供者など、さまざまな立場の方々によるパネルディスカッションでは、子どもたちの利用の実態を保護者・教職員の方々に理解していただくと同時に、現状の課題や対策について話し合うことができました。
また、シンポジウムの様子は「Ustream」で全国にネット配信すると同時に、「Twitter」を通じ来場者以外の多くの方々からご意見やご質問をいただきました。

写真: シンポジウムにおける中高生ディスカッション

シンポジウムにおける中高生ディスカッション

シンポジウムの詳細は下記JUNIOR netをご覧ください。

  • JUNIOR net (子どもを取り巻くケータイ、インターネット社会について考える)

子どもたちが学べるウェブサイトの提供

小学校高学年から中学生を主な対象として、携帯電話やインターネットの安全な利用方法やルール、マナーなどを楽しく学ぶことができるウェブサイト「JUNIOR net」を、PC版とモバイル版の両方に開設しています。
「JUNIOR net」はイラストと分かりやすい言葉で構成され、クイズ形式や、シミュレーション形式などにより、誤った利用方法によるトラブルを疑似体験できるコンテンツを用意しています。子どもたちが自ら学ぶことのできるツールとして、学校の授業などで活用されています。
また、教職員や保護者の方々に対して、子どもたちの情報リテラシー向上の手助けとなる学習資料をダウンロードできる環境も整えています。

キャプチャ: JUNIOR net

JUNIOR net

お子さま向けau携帯電話

au携帯電話では、小学校低学年を対象としたお守りツール「mamorino (マモリーノ)」の後継機種「mamorino2」を2011年3月より発売しました。
「mamorino」は、「社団法人日本PTA 全国協議会」や「全国子ども会連合会」(注1) の推奨商品に認定されるなど、多くの保護者の方のご支持をいただいている機種です。
「mamorino2」では、従来からご好評いただいている「防犯ブザー」や「ココセコム現場急行サービス」に加え、「通話先限定」「相手先限定メッセージ」の登録件数を10件に拡大しました。また、学校などで電源をオフにしても防犯ブザーや位置検索などが利用できる「学校向け電源オフ」機能や、保護者の方がお持ちのスマートフォンやPCなどでお子さまの移動した軌跡を離れた場所から確認できる「移動経路通知」機能の充実を図りました。
また、ご利用いただくお子さま全員に、けがをした際の傷害保険と日常生活における個人賠償責任補償がセットになったお子さま向けの保険を無料で付与しています。

  • 注1) 認証番号 KSM-P001
写真: ジュニアケータイmamorino2

お守りツール「mamorino2」

開発者の声

mamorinoは、安心して持たせることができるお子さま向け防犯アイテムとして、おかげさまで多くの保護者の方に支持いただいております。今回発売したmamorino2では、さらに安全安心を極めて「持って安心、持たせて安心」なツールに進化させました。
家庭の事情や環境によって、どうしても携帯電話を持たせたい保護者の方もいらっしゃいます。そうした方たちの安心のためにも、mamorino2の「学校向け電源オフ」や「サイレントマナーモード」などで、学校側の理解を得ながら、子どもたちの安全を守っていきたいですね。

写真: 市場開発部 企画2グループ グループリーダー 小畑 孝司

市場開発部 企画2グループ
グループリーダー 小畑 孝司

mamorino2は「宇宙」をテーマにしたデザインに一新し、お子さまが持ちたくなるようなワクワク感もプラスしました。カラーはミルキーピンクとコズミックブルーの2色からお選びいただけるのですが、ピンクはお客さまの要望が多かったカラーなんです。待受画面も4種類用意し、さらにご家族の思い出やペットの写真などをEメールで受信して待受画面に設定できるようにしました。丸みのあるラウンドフォルムはmamorinoから引き続きなのですが、より小さな手になじんで落としにくいかたちにし、キーのサイズも大きくして、より押しやすい十字型を採用しました。
発売が東日本大震災直後だったこともあり、災害用伝言板と災害用伝言ダイヤルについてのお客さまからの反響も大きかったですね。緊急地震速報では、警報を鳴らすだけでなく「地震です」といった音声も入っていて、お子さまにもすぐにわかるようになっています。防犯だけでなく、防災についても考慮したmamorino2なので、安心して持っていただきたいと思います。

写真: 市場開発部 企画2グループ 早瀬 美樹

市場開発部 企画2グループ
早瀬 美樹

フィルタリングサービス

KDDIでは、青少年が有害なサイトにアクセスしトラブルに巻き込まれないよう、フィルタリングサービスの普及を促進しています。 au携帯電話に加入している未成年のお客さまには、フィルタリングサービス「安心アクセスサービス」を標準適用しています。また、2010年8月からは「フィルタリングサービス不要申出書」を新設し、未成年のお客さまがau携帯電話加入時に「安心アクセスサービス」、「web利用制限」 (フィルタリングサービス) を申し込まれない場合や、利用中にこれらのサービスを解除される場合は、保護者の同意を求めています。 また2010年12月には、au携帯電話の迷惑メール防止機能「迷惑メールフィルター」の改善・機能拡張を行いました。設定方法をより簡単に改善し、メール送信元のアドレスを詐称する「なりすましメール」を受信拒否する機能を強化しました。

図: auの安心サービス

au ショップ店頭で「au の安心サービス」を配布

「年齢確認サービス」の提供

KDDIは、2011年1月から国内携帯電話事業者で初めての「年齢確認サービス」を提供しました。このサービスは、SNSやブログなどのコミュニティサイトを、より安心・安全にご利用いただくために、年齢確認に対応しているコミュニティサイトをご利用する際に、お客さまの同意のもと、年齢情報 (注2) をKDDIからサイト提供会社に通知するものです。
これはCGM (注3) サービスを利用する青少年の保護対策の一環として、CGMコンテンツ提供会社に年齢認証の確実化が、強く求められているためです。
また、KDDIがグリー株式会社と共同運営するSNS「au oneGREE」では、青少年の保護・健全育成を目的として、これまでにサイトパトロール体制の拡充や、年齢別の機能制限の設定、サイト内外での啓発活動など、対策を順次強化してきました。本サービスの導入によって、お客さまがより一層安心・安全にご利用いただくことができると考えています。

  • 注2) 年齢情報: お客さまがau携帯電話契約時に申し込まれた生年月日もしくは利用者登録時に登録した利用者の生年月日をもとに、コンテンツ提供会社が指定した年齢以上であるか未満であるかの情報 (生年月日・満年齢は通知されない)。利用者登録をされている場合は、利用者の年齢情報の通知となる。
  • 注3) CGM (Consumer Generated Media): ソーシャルネットワーキングサービス (SNS)、ブログ、クチコミサイトなど、消費者が自ら情報を発信していくメディアの総称。
カスタマイズ機能の追加

「安心アクセスサービス カスタマイズコース」は、個別のサイトの閲覧許可や規制、規制カテゴリの変更、インターネットの利用時間帯などのルールを、お客さまがご自身で自由に設定できるサービスです。管理者パスワードを親権者が管理することで、お子さまの年齢やインターネットの知識などに応じたフィルタリングを設定することが可能です。より安心して、安全にインターネットをご利用いただける環境整備に努めています。

コンテンツの24時間パトロール

KDDIでは、魅力あるコンテンツの安全性を保つために、業務委託先と連携しながら、2002年から24時間365日体制で「EZwebの公式サイト」「au oneブログ」「au oneアルバム」のコンテンツパトロールを行っています。現在、EZweb の公式サイトは約1万件以上、au oneブログも月に230万件におよぶ書き込みがあります。そのなかで、人の目とコンテンツパトロールシステムを駆使して不適切な内容の掲載を発見し、コンテンツプロバイダさまやブログ作成者さまに是正を働きかけるとともに、コンテンツのクオリティ維持・向上と、ご利用される方の安心・安全を守る活動を継続して行っています。

写真: パトロールメンバー

ブログをパトロールする事務局のメンバー

安心ナビ

au携帯電話では、GPS機能を利用してご家族の位置情報が確認できる位置情報検索サービス「安心ナビ」を提供しています。このサービスでは、携帯電話やパソコンから簡単な操作でご家族の現在位置が確認できる上に、事前に時間帯を指定することで自動確認も可能となり、大切なご家族をしっかり見守ることができます。

画面: 安心ナビ



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