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企業が業務をクラウド化するうえでもっとも不安を持つのはセキュリティ面ではないでしょうか。自社のデータを社外からアクセスできるようにすることで、不正アクセス・情報漏えいといったリスクが増大するのではといった不安から、クラウド化に踏み切れない企業は少なくありません。しかしクラウド化に移行したとしても、適切な対策を行えば情報漏えいのリスクを最小限にとどめることは可能です。そこで今回は、ネットワーク環境を見直すことで行える対策を中心に、クラウド化を進めるうえで行うべきセキュリティ対策について考えていきます。
KDDI まとめてオフィス株式会社が2018年3月に行った『IT成熟度診断アンケート』の「クラウドサービス選定の際にサービス提供事業者に求めるもの」という問いに対し、8割以上の企業が「セキュリティ対策」と回答しています。この結果から企業がクラウド化を進めていくうえでセキュリティへの不安がもっとも大きな障壁となっていることが分かります。
クラウド化するうえでこれだけセキュリティに不安を感じる理由は、インターネットに接続してデータにアクセスしなければならない点でしょう。社内だけの閉域網であれば、社外から侵入される可能性はゼロではないものの、インターネットに接続することに比べそのリスクは大幅に軽減されます。そういった意味で自社の大切なデータを不正アクセスから守るには、クラウド化はリスクが高いと考える企業が多いのではと推測できます。
多くの企業がクラウドを導入するうえで重視しているセキュリティ対策ですが、このセキュリティ対策には実はもう一つの問題点があります。それは厳格なセキュリティ対策を行うことでIT部門の負荷が上がってしまうということです。
企業がクラウド化することの目的の一つとして業務効率化があります。クラウド化によっていつでもどこからでも社内のデータにアクセスできるようになれば、業務効率は大幅にアップします。しかし、社内データへのアクセスの利便性が上がれば上がるほど、情報漏えいのリスクは高まります。そこでセキュリティ対策として、ウィルス対策・ファイアウォール・URLフィルタリングなどの実施、そしてそれらの監視が必須となりますが、これにかかる手間が煩雑になれば、業務効率化という目的が果たせなくなります。
実はクラウドサービスを活用したほうが、効率的にセキュリティ対策を行うことができます。クラウドサービス側で高い専門知識を持つセキュリティ担当者が対策を行うことになるからです。一方で、ネットワーク環境のセキュリティ対策は重要になります。開放されたインターネット環境は、ウィルスや不正アクセスの危険性を否定できません。社外からのインターネット接続はセキュリティが整ったリモートアクセスサービスを活用するなど、適切な対策が求められます。そして、同時に社員それぞれがしっかりとセキュリティに対する意識を持つことが重要です。
中小企業がクラウド化を進めた場合に生じる、『ネットワークの課題』について解説し、その予防策、解決のヒントをご紹介