KDDIは通信キャリアとして、
単に電話をつなげるだけではなく、
人の「思い」や「笑顔」を
つなげていきたいと考えています。
KDDIは通信キャリアとして、
単に電話をつなげるだけではなく、
人の「思い」や「笑顔」を
つなげていきたいと考えています。
How to prepare for a disaster
ケータイを活用して備えと心構えを
大規模な災害時には、携帯電話の通話が集中してつながりにくくなります。
それでも早く”無事を知らせたい”、”安否を確認したい”という時に役立つ情報や、
いざという時に知っておきたい内容をまとめました。
もしもの時に備えて、携帯電話を最大限役立てましょう!
事前に準備・確認しておきたい
チェック項目
大きな災害が起きると、安否を確認するための通話で被災地の回線が混雑したり、電話線や電波の中継基地が被害を受けて電話がつながらなくなることがあります。こうした場合、家族でどのように連絡をとり合うか決めておくことで、いざという時にもあわてずにお互いに安否確認を行うことができます。
お父さん、お母さんは会社、子供は学校など、家族が別々な場合に被災した場合、集合場所を決めておくと安心です。
ただ、自宅など1か所だけを集合場所にすると、そこが被災した場合に困ってしまいます。第2候補の集合場所も決めておきましょう。
災害があった時に、携帯電話の通話が集中してつながりにくくなります。そんな時に安否情報を知らせたり、確認することができる災害時専用サービスです。お使いの端末が携帯電話(従来型)かスマートフォンかによって使い方が異なりますので、事前に体験サービスを利用して使い方を確認しておきましょう。
[体験サービス利用可能日時]
毎月1日・15日 (0:00~24:00)
災害用音声お届けサービスとは、災害時などの電話がかかりにくい状況において、auスマートフォンで音声を録音してパケット網経由で送信することで、相手に安否状況を声でお知らせすることができるサービスです。ご利用にはau災害対策アプリが必要なので、あらかじめ、ダウンロードしておきましょう。また、事前に体験サービスを利用して使い方を確認しておきましょう。
[体験サービス利用可能日時]
毎月1日・15日 (0:00~24:00)
緊急速報メールとは、気象庁が配信する緊急地震速報や津波警報、特別警報、国や地方公共団体が配信する災害・避難情報(洪水情報/Jアラートからの配信も含む)を、特定エリアのau携帯電話に一斉にお知らせするサービスです。事前に受信設定が必要な機種がありますので、準備を整えておきましょう。
「auサービスTOP」をご利用のお客様は、「auサービスTOP」アプリ上でお客様が設定した地点において、震度4以上の地震が観測された場合、もしくは大雨や暴風警報などの「気象警報」が気象庁から発令された場合、関連する情報をスマートフォンの待受け画面上へ、PUSH通知(配信内容の自動表示)されます。
KDDI's Disaster Countermeasures
もしもの時のための対策進行中
災害時でも「思い」や「笑顔」をつなぎ続けるため、
KDDIは災害に強い通信ネットワークの構築を図るとともに、
ネットワークの安全・信頼性の向上に努めています。
ここでは被災のレベルに応じていち早く通信エリアを復旧させるための
様々な災害対策を紹介します。
KDDI、大林組、NECで協力し、国内初の 「5G」「4K3Dモニター」を活用した建機の遠隔施工試験に成功しました。本技術の活用で、繊細な遠隔操作が可能となり、作業効率が大幅に改善しました。これにより、人が立ち入れない災害現場においても、復旧作業を安全・迅速に進めることができるようになります。
VR(仮想現実)の技術を活用した災害対策ツールをJR西日本様と共同で開発し、提供開始しました。運転士が日頃運転している路線の実際の映像により震災発生時の津波の様子等を疑似体験できるため、より効果的に災害対策訓練が可能になりました。
小型の携帯電話基地局を搭載した無人航空機型基地局 (ドローン基地局)を開発し、2017年3月以降順次、全国10ヵ所の保守拠点に配備し実証を行います。災害時の一時的な携帯電話サービスの構築に加え、被災地の様子を上空から撮影しリアルタイムで被災地外のエリアに映像配信する機能も備えています。
東日本大震災では、地震や津波で道路が利用できなくなってしまい、陸路からの通信エリア復旧に時間がかかってしまった地域がありました。その教訓をもとに「船舶型基地局」を開発しました。海上からも通信エリアの復旧を図ります。
震災で基地局とネットワークセンターを結ぶ光回線が切れてしまった場合、光回線を衛星回線に切り替えることで、通信エリアの復旧を図ります。高速通信やVoLTEによる音声通話をご利用いただけるよう、2016年3月より「4G LTE」にも対応しています。
震災で基地局の装置やアンテナが壊れてしまった場合は、「車載型基地局」が出動し、通信エリアの復旧を図ります。東日本大震災以降、配備数を増強し、「4G LTE」にも対応しました。
商用電力、太陽光、蓄電池の3つの電力を効率的に活用する「トライブリッド基地局」を全国約100箇所に設置しました。災害時の電力不足、停電リスクに対応することで、安定した通信エリアの確保を図ります。
全国から災害復旧に当たるスタッフや設備を集め、首都圏直下型地震を想定した訓練を実施しました。日頃から的確な災害対策を行うとともに、万が一被災により携帯電話網・基幹通信網が機能停止した場合にも、迅速に復旧できるよう備えています。
Reconstruction Support
被災地をつなぐ継続的復興支援
KDDIでは復興支援室を立ち上げ、
被災自治体に出向し現場での復興活動をおこなっております。
また、復興マルシェなど
東京と被災地をつないだ復興支援を行っています。
被災地での復興支援活動
2012年7月に、復興支援活動の一層の強化を目的に復興支援室を立ち上げました。東北出身者を中心に構成されたメンバーは、これまで復興庁や各被災自治体(岩手県釜石市、宮城県気仙沼市、東松島市、仙台市、福島県庁)に出向し、KDDIが持つ豊富なICTのノウハウを活かし、自治体や地域の皆さまと一体となって、新しい街づくりを進めています。
※写真は東松島市役所への出向時のものです。
被災地への後方支援活動
被災地を応援し、震災を風化させないため、かつ、被災地産品の消費拡大を目的とした「KDDI復興支援マルシェ」を実施しています。開催日には、近隣住民の皆さまにも多数ご来店いただき、出店者の方々にお持ちいただいた商品は全て完売になるなど、大盛況となっています。