業績分析

連結損益計算書分析 (3月31日に終了した各決算期)

売上高

パーソナルセグメントにおけるモバイル通信料収入の増加や、「auでんき」「au WALLET Market」などのライフデザイン事業の増収に加え、バリューセグメントにおける付加価値ARPA収入の増加やジュピターショップチャンネル連結化による増収効果などもあり、売上高は前期比6.3%増となる4兆7,483億円となりました。

営業利益

モバイル通信料収入や付加価値ARPA収入の増加に加え、端末販売コストの削減効果などが、3G関連の一部遊休設備の減損損失や作業委託費の増加などを吸収し、営業利益は前期比9.7%増となる9,130億円となりました。

親会社の所有者に帰属する当期利益

営業利益の増加が、非支配持分利益の増加や、採算性の低い一部海外事業の整理などによるその他の営業外損失を吸収したことなどにより、親会社の所有者に帰属する当期利益は前期比10.5%増となる5,467億円となりました。

1株当たり配当金

年間配当金は、前期比15円増配となる85円、連結配当性向は38.3%となりました。配当方針については、成長に必要な投資と安定した事業運営を考慮しつつ、連結配当性向35%超を維持し、営業利益成長に伴うEPS成長との相乗効果により、増配を継続していきます。

連結財政状態計算書分析 (3月31日に終了した各決算期)

資産

有形固定資産が減少したものの、ビッグローブなどの連結子会社化に伴う資産の増加、au WALLET クレジットカード事業の拡大やau携帯電話端末の割賦販売による売掛金の増加などにより、資産は前期末比3,832億円増となる6兆2,638億円となりました。

資本

自己株式の消却により資本剰余金が減少したものの、当期利益の増加に伴う利益剰余金の増加などにより、資本は前期末比3,023億円増となる3兆8,491億円となりました。

有利子負債

主に、借入金及び社債の返済を進めた結果、有利子負債は前期末比836億円減となる1兆1,516億円となりました。

D/Eレシオ

有利子負債の減少に加え、利益剰余金の増加に伴う親会社の所有者に帰属する持分の増加により、D/Eレシオは前期末比0.05ポイント減の0.32倍となりました。

設備投資とキャッシュ・フロー分析

設備投資額 (支払ベース)

連結の設備投資は、前期比121億円減の5,194億円となりました。

モバイルでは、引き続きデータトラフィック増加に対応した無線基地局および交換設備の新設・増設などの投資を行いましたが、4G LTE (800MHz) エリアの人口カバー率が99%を超え、エリア拡大関連の投資が減少したこともあり、前期比130億円減の3,250億円となりました。

固定では、モバイルをはじめとしたデータトラフィック増に対応する固定通信のネットワーク拡充に加え、引き続きFTTH関連投資を実施し、前期と同水準の1,943億円となりました。

キャッシュ・フロー

営業活動によるキャッシュ・フローは、EBITDAの増益や営業債務及びその他の債務の増加などにより、前期比2,765億円増の1兆1,611億円の収入となりました。
一方、投資活動によるキャッシュ・フローは、設備投資の減少に加え、子会社の支配獲得による支出の減少などにより、前期比307億円の支出減となる6,372億円の支出となりました。
これにより、営業活動によるキャッシュ・フローと投資活動によるキャッシュ・フローを合計したフリー・キャッシュ・フローは、前期比3,072億円増となる5,238億円となりました。

参考情報

KDDI

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