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『磐梯町プログラミング教室』レポート

はじめに

今回、昨年7月にパートナーシップ提携を締結した福井県鯖江市の株式会社jig.jpと特定非営利活動法人エル・コミュニティの協力を基に、福島県磐梯町および會津価値創造フォーラムの主催にて、2月6日 (木) に磐梯町立磐梯第一小学校においてプログラミング教室を共催しました。
このプログラミング教室では、株式会社jig.jpが開発したプログラミング用パソコン「IchigoJam」を使用し、磐梯町の全小学5年生に対して90分の特別授業が行われました。
2020年春、文部科学省の学習指導要領によりプログラミング教育が小学校で必修化されます。KDDIでは、地域の将来を支えるイノベーション人財やICT人財の育成を目的として、小学校向けプログラミング教育のモデルづくりに取り組んでいます。

イベントの様子

元気な挨拶と礼から90分のプログラミング教室が始まりました。
今回の教室では、磐梯町の小学5年生の児童に加え、見学に来られていた大人もそれぞれ二人一組となって授業を受けられていました。

講師はプログラミング用パソコン「IchigoJam」を開発された福井県鯖江市の株式会社jig.jpの福野会長 (イチゴのニット帽がトレードマーク) です。
サポートとして、同じく福井県鯖江市で「IchigoJam」を利用したプログラミング教室を開催しているHana道場運営の特定非営利活動法人エル・コミュニティの竹部代表とKDDIの地方創生メンバーが参加しました。

授業は、教える先生側の負担も考慮された二人一組で相談・協力しながら進める鯖江プログラミング体験スタイル!
その内容は、
<はじめてのプログラミング with IchigoJam>

  1. [1] コンピュータはどこにいる?: 家庭内のどんなところにコンピュータはいるのかな。

  2. [2] コンピュータをつないでスイッチオン!: 実際にパソコン、キーボード、モニター、電源をつないでスイッチオン。

  3. [3] コンピュータと話そう。: プログラミング言語というものがあることを覚えて、LEDを点灯、消灯。

  4. [4] プログラムを作ろう。: 実際にプログラムを作ってLEDライトの点滅。

  5. [5] テレビゲームも作ってみよう。: 実際に「川下りゲーム」を作って対戦。

この授業では、パソコンの組立てからプログラムを使ったゲーム作りまで自らの手を動かしながら学べるため、飽きるどころか、むしろ楽しみながら学べるのが特徴です。
今回も、子供たちが心の底から楽しんでおり、教室中が学びと遊びの熱気に包まれ非常に有意義な90分となりました。
また、磐梯町の佐藤町長をはじめ、教育長、町内の全小中学校 (磐梯第一小学校・磐梯第二小学校・磐梯中学校) の各校長先生、および西会津町の関係者等、多くの方が最後まで授業を見学され、また時には子供に交じってプログラミングを体験されており、来年度から始まるプログラミングの授業のイメージを掴まれていました。

[1] 会場: 磐梯第一小学校の外観
[2] 受付: 小学校入口
[3] 授業内容: はじめてのプログラミング
[4] jig.jp 福野会長によるプログラミング教室
[5] 無事に授業終了し、最後の挨拶

おわりに

今回のプログラミング教育では、コンピュータとは何か? プログムとは何か? を楽しく体験しながら、改めてプログラミングの原理とプログラミング教育の重要性を再認識する機会となりました。このモデルを通して、子供たちがプログラミングに興味を持ち、更に創造性や論理的思考等の育成の一助となり、地域を活性化するイノベーション人財として成長していくことを期待しております。

また、今回のプログラミング教室の前後では、特定非営利活動法人エル・コミュニティの竹部代表から福井県鯖江市における地域活性化の取組み事例をご紹介いただき、プログラミング教室を含めて今後の地域活性化の取組みに関するディスカッションも実施し、未来に繋がる有意義な1日となりました。

概要

名称 磐梯町プログラミング教室
開催日時 2020年2月6日 (木) 13:30~15:00
会場 磐梯町立磐梯第一小学校 (福島県)
主催 磐梯町、會津価値創造フォーラム
共催 KDDI株式会社
協力 株式会社jig.jp、特定非営利活動法人 エル・コミュニティ

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