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事例紹介: 神奈川県真鶴町 森林資源の保全を目的とする産官学連携プロジェクト

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江戸時代から続く森林資源の保全を目的に立ち上がった産官学連携プロジェクト
KDDIのタブレットやソリューションを活用して「魚つき保安林」の植生調査を実施

担当者さまインタビュー

真鶴町の抱えている課題

真鶴町役場 卜部 直也さま

真鶴半島先端には江戸時代からの歴史を有するクロマツやクスノキ・スダジイの巨木が生い茂る魚つき保安林「御林 (おはやし)」があります。しかし、松くい虫の被害等による倒木等により抜本的な保全対策が長年求められてきましたが、財源確保という課題に直面していました。その中で、企業の社会貢献、CSRと連携し御林の保全を目指すプロジェクトを立ち上げ、KDDIが有する技術、プロモーション力、そして社員ボランティアによる御林保全調査等の「人の力」といった有形無形の支援をいただくことができました。

KDDIとの取組内容

多摩美術大学の学生たちが、半年間の授業を通じて、真鶴町の貴重な森林資源を活かし、情報発信・観光誘致を目的とした「デジタルコンテンツ」などを企画しました。学生たちが企画した作品の一部やKDDI総合研究所の自由視点映像を用いた「魚つき保安林」の映像は、真鶴町の施設内に展示されています。

学生たちがデザインし、KDDIのAR (画像認識) 機能を搭載した「真鶴おさかな号」は、さまざまなイベントで活用され、真鶴町のPRに繋がっています。

KDDIのタブレットやソリューションサービスを活用し、「魚つき保安林」の植生調査を実施しました。これまで、紙で行われていた調査活動と比較し、天候に左右されることなく作業を進めることができ、また、データ集計に要する時間が大幅に短縮されました。調査活動の効率的かつ正確な実施に大きく貢献しています。

2014年から、3年計画で実施されている「魚つき保安林」の植生調査には、KDDI社員もボランティアスタッフとして参加しています。

KDDI担当から

KDDI株式会社
総務部 サステナビリティ推進室
大山 翔平

KDDIが協働している公益財団法人オイスカが、真鶴町の魚つき保安林の保全プロジェクトに携わっていたことがきっかけとなり、産官学連携の取り組みやITを活用した保全調査に協力することとなりました。真鶴町での取り組みは、KDDIのサービスなどを活用しながら、社員もボランティアとして参加し、地域の皆さまやNPO法人、他企業の方々など様々なステークホルダーの皆さまとともに取り組んでいる事例の一つと考えており、地域の活性化に向けてさらなる貢献ができるよう努めてまいりたいと考えています。

自治体さまプロフィール

  • 自治体名:
    神奈川県真鶴町
  • 所在地:
    神奈川県足柄下郡真鶴町岩244-1
  • URL:
    新規ウィンドウが開きます真鶴町ホームページ
    • 外部サイトへ移動します。

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