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『岩手県立大学特別講義「アジャイル開発コーチング」』レポート

はじめに

岩手県立大学様と2019年7月25日に締結した教育活動の推進による地域活性化を目的とした包括的連携協定に基づき、9月28日~29日の土日2日間、同大学にてKDDI DIGITAL GATEによるアジャイル開発コーチングが開催されました。
岩手県立大学様は文部科学省「成長分野を支える情報技術人財の育成拠点の形成 (enPiT)」事業にシステムデザイン分野連携校として指定を受けており、ICT/IoTを用いた新たな価値やサービスを創出することができる、知的探求心と想像力を備えたイノベーション人財の育成に取り組んでいます。
今回はそのシステムデザインPBLカリキュラムの課外授業として、自らすすんでアジャイル開発の手法を学びたいという大学院生と学部3年・4年生、計16人が参加して開催されました。

新規ウィンドウが開きます岩手県立大学様 enPiTカリキュラムHP

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イベントの様子

紅葉が薄く色づき始めた岩手県立大学様に、土日にも関わらず16人の学生と先生方4人が集まり、システムデザインPBLの課外授業としてKDDI DIGITAL GATEの専任講師による「アジャイル開発コーチング」の特別授業が行われました。

大学構内の色づき始めた樹木

「アジャイル開発コーチング」授業教室

初日は「適切なものを構築する」と題したテーマで、午前中は、なぜチームとして働くことが必要なのかをワークショップを通して体感してもらいました。
午後はアジャイル開発の考え方や、スクラム開発の具体的な進め方を、ワークショップや座学を通して学んでいただきました。
2日目は「適切な方法で構築する」のテーマで、午前はXPなどの開発手法を座学で学び、午後はチーム毎に分かれモブプログラミングとTDDを用いてプログラミングを行っていただきました。その中でチーム作業の難しさと楽しさを感じながら、一歩一歩完成に近づけていくプロセスを経験していただきました。
修了時には熱心な学生から講師に多くの質問が出るなど、アジャイル開発に関する関心の高さを感じることができました。

熱心に受講する学生たち

グループワークでコミュニケーションを深める学生たちとサポートする先生方

付箋を使ったワークショップに取組む様子

おわりに

これからの社会においては、進化を続ける最新のICTや情報インフラに対するニーズがますます増加していく事になるでしょう。
今回の特別講義は、ICT/IoTを用いた実践的な問題解決を自発的に行うことができる、イノベーティブな人財の育成を目的としています。
学生たちが、今後イノベーティブな商品やサービスの開発をすることで岩手県の地域課題を解決できる人財に育っていくために、今回のアジャイル開発コーチングが少しでも役に立つことを期待します。

概要

名称 岩手県立大学特別講義「アジャイル開発コーチング」
開催日時 2019年9月28日 (金)、29日 (日) 10:00~16:00
会場 岩手県立大学協働学修室
主催 KDDI株式会社

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