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『一関工業高等専門学校「地域創造フォーラム」参加』レポート

はじめに

ご存じの通り、「高等専門学校」は高度で実践的な専門技術者を養成する学校で、全国に57校あり、5年間の一環した教育で4年制大学と同レベルの専門知識と技術を身につけられます。
KDDIは従来より地域の教育機関と連携することで、ICTや最新の経営ノウハウを持った地域人財の育成を支援し、地域の企業やベンチャー企業を主体とした地方創生活動を実施しております。
今回、この活動の一環として、岩手県の一関工業高等専門学校が主催した「地域創造フォーラム/パテコンサミット in 一関」に参加させていただきました。
このフォーラムは地域振興のための起業家人材輩出を視野に入れ、求められる人材像について考えることを目的として一関工業高等専門学校の主催で毎年開催されており、今年度は4年生160名の学生に対し、KDDIよりデジタルトランスフォーメーションに関しての特別講義を実施いたしました。

イベントの様子

岩手県の最南端に位置する一関市、その市内南西部で民家に囲まれた閑静な場所に一関工業高等専門学校はあります。
今日は年間行事である「地域創造フォーラム/パテコンサミット in 一関」が同日開催され、外部講師による特別講義を4年生約160名の学生が受講いたしました。
今回はその地域創造フォーラムにKDDI株式会社理事で経営戦略本部副本部長の松野茂樹が「デジタルトランスフォーメーションの事例」と題して約50分の特別講義を行いました。
DX: デジタルトランスフォーメーションの定義から入った講義は第4次産業革命、industry4.0、Society5.0という時代の話、さらに「経済発展と社会的課題の両立」の場面では、日本は課題先進国であり、この課題を日本の技術で世界に先駆けて解決することは、今後世界をマーケットとした大きなビジネスにつながり、それを実施するのはデジタルテクノロジーを提供できる人財が担うとの話に多くの学生が引き込まれていました。
実施後のアンケート結果でもこの課題先進国の話に関するコメントが多く、また進路の決定を目前に控えた学生達は「大企業が抱える壁」の話についても強い関心を示していました。

一関市の郊外に位置する一関工業高等専門学校

「デジタルトランスフォーメーションの事例」と題して講義する弊社の松野

50分の特別講義はあっというまに終了。

おわりに

特別講義を実施した松野から学生への最後のメッセージは以下でした。
「常に世間の情報に目を向け、新しい技術を身に着け、ケガや失敗をおそれずとにかく行動すること」、また「最後は自分の責任で選択すること」でした。
これに対し、後日いただいた受講学生からのアンケートにこう書かれてありました。
「一番大事なのは自分の責任で選択をすることである。これから就職など、様々な場面で選択を迫られることがあると思うが周りの意見ばかりに左右されずに自分の意志で選択をするようにしたい」今回の講義は160名の学生に確実に伝わったと思います。
これからの時代、大きな課題となるのはDX (デジタルトランスフォーメーション) によって成長し続ける企業にどう変革していくかということであり、必要となるのはデジタルテクノロジーを活用できる人財です。
KDDIは各地域の教育機関と共同で最新の技術やビジネスノウハウを持った人財を育成するプログラムを今後も展開していきます。

概要

名称 一関工業高等専門学校「地域創造フォーラム」
開催日時 2019年12月16日 14:30~15:20
会場 一関工業高等専門学校 管理・教育棟 第一講義室
主催 独立行政法人国立高等専門機構 一関工業高等専門学校
後援 一関工業高等専門学校教育研究振興会
開催協力 KDDI株式会社

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