- KDDIホーム
企業情報
地域共創 (Te to Te)
活動レポート
仙台高等専門学校『融合型PBL授業』レポート
仙台高等専門学校『融合型PBL授業』レポート
はじめに
KDDIは、仙台高等専門学校 (以下 仙台高専) と2020年8月に締結した「地域を担うイノベーション人財を育成する包括的連携協定」に基づき、同校における「融合型PBL (Project Based Learning) 授業」を協同で実施しました。
本授業は、社会に貢献できる技術者育成を目指し、チームで「課題発見・課題解決」する力を養成することを目的としています。広瀬キャンパスの4年生を対象に今年度全15回の実施を予定しており、今回はその第1回目となる授業でした。今後学生が授業内で取り組む社会課題のテーマ設定やその解決法を考える際の手法として、KDDIがこれまでビジネスで培ってきたデザイン思考のノウハウを学ぶことを狙いとしています。
イベントの様子
授業当日、広瀬キャンパスの4年生約120名を1グループ5名程度 (計24グループ) に分けて授業を行い、KDDIは東京からオンラインで参加しました。はじめに、KDDI地方創生推進部の社員がデザイン思考の基本となる考え方や特徴についての講義を行い、続いてデザイン思考の考え方を体感することを目的に、グループワーク形式で課題の発見 (理解、抽出、整理) と解決策の検討 (アイデアの発散から収束) を行いました。
グループワークでは「勉強に集中できない」といった身近な課題を設定し、どんな解決策があるのかをディスカッションする場面で、実際のビジネスで行われているデザイン思考の手法を学んで頂きました。各班で活発なディスカッションが行われ、代表して3つのグループから解決策を発表頂きました。
参加した学生の皆さんからは、「チームで話し合うことで自身では思いつかないアイデアを作り出すことができた」「最新技術や学んだ専門技術も活用して社会貢献していきたい」などの声があり、仙台高専の先生方からも非常にわかりやすい内容だったと好評を頂きました。

(左: KDDI地方創生推進部 大野
右: 同 関田)


(グループディスカッション)

(全体発表)
おわりに
仙台高専の学生が楽しく、かつ真剣にグループワークに取り組まれている姿がとても印象的でした。
この授業の成果報告会も楽しみにしています。KDDIは今後も、次世代の地域産業をリードする人財の育成に積極的に取り組んで参ります。
概要
名称 | 『融合型PBL授業』 |
---|---|
開催日時 | 2021年4月9日 (金) 8:50~12:00 |
会場 | 仙台高等専門学校広瀬キャンパス |
主催 | 仙台高等専門学校 |
協力 | KDDI株式会社 |