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岩手県立大学「プロジェクト実践演習」実施レポート
岩手県立大学「プロジェクト実践演習」実施レポート
はじめに
KDDIは、地方創生の取り組みとして、KDDIのアセットを活用した岩手県内でのイノベーション人財育成等に関する活動を行っています。2019年7月に包括的連携協定を締結した岩手県立大学からの依頼を受け講演を行いました。
岩手県立大学は、『「自然」、「科学」、「人間」が調和した新たな時代を創造することを願い、人間性豊かな社会の形成に寄与する、深い知性と豊かな感性を備え、高度な専門性を身につけた自律的な人間を育成することを目指す』という建学の理念のもと、さまざまな地域課題を解決し岩手の幸せに貢献できる教育研究を目指し、また、ICTを用いた新たな価値やサービスを創出することが出来る知的探求心と想像力 (デザイン思考) を備えたイノベーション人財の育成に取り組んでいます。
今回、大学院生と学部生がチームを組んで取り組む科目『プロジェクト実践演習』において、企業のDX事例やアジャイル開発の実際を学ぶことを目的に、第6回目 (11月4日) と第9回目 (11月25日) で講演を行いました。
履修者は、大学院生: 25名、学部生: 35名の計60名。
イベントの様子
11月4日は、初めにDXの本質やDXに必要な3つの要素に触れ、DXとデザイン思考とアジャイル開発の親和性・関連性を説明しました。次に、KDDI DIGITAL GATEでの取り組みにおいては、事業創出のプロセスやチーム作りの重要性について触れ、また、実際のお客さまとの共創事例の紹介と、そこで得られた知見や注目すべきポイントを解説しました。
11月25日は、KDDIのアジャイル開発の歴史、サービス開発において大切にしている3要素及びアジャイル開発憲章等について説明しました。後半は、実際のアジャイル開発事例、オフショア開発、Scrum@Scale及びコロナ禍におけるリモート開発の状況等について解説しました。
両日とも、講演の最後の質疑応答では、チーム作りに関する質問やツールの活用に関する質問等を多くいただきました。
■講演テーマとKDDI講師
11月4日
11月25日

(KDDI DIGITAL GATE センター長 山根 隆行)


(アジャイル開発部 グループリーダー 田原 裕宣)

おわりに
今回行った講演が、今後のカリキュラムや、学生の皆さんの将来に役立つことを期待したいと思います。
KDDIは今後も、次世代を担う人財育成に積極的に取り組んで参ります。
概要
名称 | 岩手県立大学「プロジェクト実践演習」 |
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開催日時 | 2021年11月4日、25日 |
会場 | 岩手県立大学 滝沢キャンパス 協働学修室+オンライン (講師) |
主催 | 岩手県立大学 |
協力 | KDDI株式会社 |