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新たなステージを目指して 代表取締役社長 田中 孝司

日本の通信市場においては、スマートフォン浸透率の上昇とともに、一人のお客さまが複数の端末を利用するマルチデバイス化の時代が本格的に到来しつつあります。こうした環境変化の中、モバイル通信事業者間における端末・ネットワークの同質化やモバイルデータ通信量の急増などが各キャリア共通の課題となっており、競争環境は新たな局面を迎えています。

そのような中、2014年3月期は、本格的な利益拡大を目指す2016年3月期に向けた中期経営目標の初年度として「3M戦略の推進・深化」に注力するとともに、グローバル事業の基盤確立に向けた「グローバル戦略の推進」に取り組んでまいりました。

特に「3M戦略」では、「auスマートバリュー」「auスマートパス」「auスマートサポート」といった他社にないサービスをいち早く展開することで、お客さま基盤の拡大と満足度向上を図りました。

また、高速でつながりやすい「au 4G LTE」については、ベースとなるプラチナバンド800MHz帯のご提供エリアを、本年3月に実人口カバー率99% (注1) まで拡大するなど、インフラ基盤も強化しました。

こうした取り組みに加え、日本最大のケーブルテレビ事業者である株式会社ジュピターテレコムを連結化したこともあり、KDDIグループ全体では、営業収益4兆3,336億円 (前期比18.3%増)、営業利益は6,632億円 (前期比29.4%増) と、初めて営業収益で4兆円、営業利益で6,000億円を超えました。また、本年2月には、au携帯電話の契約数が4,000万を突破しました。

2015年3月期は、前期に引き続き「連結営業利益の2桁成長」を目指すとともに、さらなるEPS (注2) 成長を実現させる予定です。あらゆる分野において「お客さまの期待を超える価値」を提供していくことにより、他社との差別化を図りつつ、新たな成長ステージを目指してまいります。

一方、こういった新たなステージにおいても、忘れてはならない使命があります。それは、高品質で信頼性の高い通信サービスの提供や新しい社会的価値のあるサービスの提供など、事業を通じて豊かなコミュニケーション社会の実現に貢献することです。この使命を全うするため、KDDIのあるべき姿を示した「KDDIフィロソフィ」を全社員が共有し、一丸となって使命を遂行してまいります。

KDDIは、あらゆる事業活動を通じて、世界中の人々に感動・安心・幸せ・笑顔をお届けし、社会の発展に寄与するとともに、持続的な利益成長と株主還元の強化により、企業価値のさらなる向上を目指してまいります。

  • 注1)
    全国を500m四方に区分したメッシュのうち、当社サービスエリアに該当するメッシュに含まれる人口の総人口に対する割合
  • 注2)
    Earnings per Share: 1株当たり当期純利益

2014年7月
代表取締役社長
田中 孝司
田中 孝司

KDDI

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