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地域共創 (Te to Te)
自治体・パートナー企業と連携した事例紹介
事例紹介: 群馬県片品村 ビッグデータを活用して、尾瀬来訪者の属性や行動を可視化。
事例紹介: 群馬県片品村 ビッグデータを活用して、尾瀬来訪者の属性や行動を可視化。


来訪者の属性や活動を把握することで、マーケティング戦略を検討。
片品村の抱える課題
片品村は尾瀬国立公園を中心に、スキー場、温泉の観光資源とキャンプ場などが施設が整備されています。多くの宿泊施設があり、第三次産業の占める割合が高い自治体です。
尾瀬国立公園は、美しい景観とともに貴重な生態系を有していますが、少子高齢化・レジャーの多様化によって来訪者は年々減少しています。
観光客数の増加、宿泊施設の稼働率を高める施策が急務でしたが、参考となるマーケティングデータが無い状況であり、戦略が立てられず苦慮していました。
マーケティングデータとして、尾瀬国立公園への来訪者の属性や行動を可視化するにあたり、片品村様、尾瀬を熟知されている東京パワーテクノロジー株式会社様と意見交換をさせて頂き、全12項目の動態分析を行うことと致しました。


auスマートフォンの位置情報ビッグデータ (注1) を活用した動態分析レポートサービス「Location Trends」(注2) にて、尾瀬来訪者の属性や旅程の可視化を行いました。
東京パワーテクノロジー株式会社様の紹介
東京パワーテクノロジー株式会社は東京電力グループの中核企業として、火力産業プラント事業、原子力事業ならびに環境インフラ事業など、長年にわたり電力設備で培ってきた専門的な技術力を活かし、調査から提案、計画、建設、運転・保守、さらには改良から撤去に至るまで、プラントライフサイクルコストの最適化に貢献するトータルなエンジニアリングサービスを提供しています。
尾瀬国立公圏内における自然環境保全のための木道、関連施設の設置・管理及び湿原回復等の事業並びに自然環境に関する広報事業、旅行業及び山荘・ 飲食店・ 売店等の経営をされております。
動態分析の結果 (一部紹介)
- 来訪者の性別は男性が57%とやや多く、年代は40代以上が全体の77%を占める。
- 居住地域は、関東、中部、東北の順に多く、都道府県では埼玉県、東京都、群馬県の順に多い。
- 来訪者宿泊先は、群馬県、福島県、新潟県の順に多い。
- 来訪者の旅程は、宿泊が5割を占めるものの、片品村域内の宿泊は2割に留まる。




KDDIは地域の課題をICTで支援していきます。
群馬県片品村担当者さまインタビュー
片品村役場
むらづくり観光課
青木 厚
-
環境省のまとめで、昨年の2019年、尾瀬の入山者数は、24万人で4年連続で減少となっています。
また、統計を始めて以来、ピーク時の1967年代の64万人の、4割以下に落ち込みました。
ただ、昨年はミズバショウの見頃となる、6月は雨が多く、紅葉時の9月10月は、台風等の影響があったのかなと思われます。
入山口をみると、鳩待峠、沼山、大清水となっています。
このような状況で、観光客動態調査のお話をいただき実施していただきました。
お客様の尾瀬エリアでの、ハイキングや登山ルート、時間帯、天候によっての動き等が把握出来ました。
今後は、このようなデータを活かし、お客様の集客に向けて対策を立てて、取り組んで行きたいと思います。
東京パワーテクノロジー担当者さまインタビュー
東京パワーテクノロジー
尾瀬林業事業所 営業担当
中道 浩二
-
近年の尾瀬への入山者の減少は顕著であり、尾瀬の魅力の創出が喫緊の課題となっています。
そのためには来訪者の属性と動態の把握が不可欠でありましたが、そのような折、auスマートフォンの位置情報を利用した動態調査のご提案を頂きました。
調査の結果、年代別の入山口、移動ルート、場所ごとの滞在時間や出発地、更には立寄り場所や出発地の天気に至るまでのデータが得られました。
このデータを若い世代向けの魅力創出や設備計画に反映することにより、村と連携した尾瀬への誘致強化に非常に有効なものになると期待しています。
KDDI担当から
KDDI株式会社
技術統括本部
建設本部
エリア品質管理部
北関東エンジニアリングセンター
柿本 英水
-
尾瀬国立公園を訪れると、希少な自然を間近に愛でながら、雄大な景観、ゆったりとした散策を楽しむことが出来ます。
観光動態分析の最初の取組みは、尾瀬を熟知されている東京パワーテクノロジー様、片品村様へ訪問を行い意見交換、情報収集から行いました。皆様と議論を重ねるうちに、尾瀬ならではの課題を把握する事が出来ました。
私も尾瀬国立公園へ来訪致しましたが、本当に美しい場所がたくさんあります。
今後も地域が抱える課題を現地の皆様と一緒になって、ワクワクを共創し続けるパートナーを目指します。
自治体さまプロフィール

- 自治体・パートナー企業と連携した事例紹介
- 事例紹介: 兵庫県豊岡市 ビッグデータを活用した観光マーケティングの推進
- 事例紹介: 岐阜県白川村 インバウンド需要に対応した通信環境の整備
- 事例紹介: 宮城県東松島市 スマート漁業モデル事業を開始
- 事例紹介: 神奈川県真鶴町 森林資源の保全を目的とする産官学連携プロジェクト
- 事例紹介: 離島応援「しまものプロジェクト」 離島事業者サポート講座実施
- 事例紹介: 福井県小浜市 IoTで日本遺産「鯖街道」復活へ
- 事例紹介: 長崎県平戸市 Kidsジョブチャレンジ2019 in平戸 ~アウトオブキッザニア~ 開催
- 事例紹介: 兵庫県豊岡市 IoTを活用し水田管理を省力化
- 事例紹介: 長崎県五島市 ドローン・AIを活用しマグロ養殖漁業者の事業リスク軽減と作業を効率化
- 事例紹介: 宮城県東松島市 全自動で水と肥料を供給する農業IoT導入
- 事例紹介: 福島県喜多方市 2019きたかたおしごと広場にKDDIがブース出展
- 事例紹介: 兵庫県豊岡市 5Gを見据えたICTを活用
- 事例紹介: 北海道江差町 伝統のお祭りでIoTを活用
- 事例紹介: 中部国際空港株式会社 三重県伊賀市 滋賀県甲賀市 VRを活用し訪日外国人誘客の取り組みを実施
- 事例紹介: 静岡県御殿場市 ドローンを活用した山岳救助支援
- 事例紹介: 鹿児島県長島町 高解像度VRを活用した移住定住施策を実施
- 事例紹介: 福島県国見町 IoTを活用したイノシシ捕獲対策
- 事例紹介: 岐阜県飛騨市 スマート農業システムの実証事業
- 事例紹介: 鹿児島県薩摩川内市 5Gの活用を想定した未来の災害復旧の仕事体験
- 事例紹介: 東京都多摩地域 地元企業と歩む地域マーケティング
- 事例紹介: 福島県檜枝岐村 シカから尾瀬国立公園を守るために自動撮影カメラを活用し対策
- 事例紹介: 宮城県東松島市 MCPC award 2019 モバイルビジネス賞を受賞
- 事例紹介: 福井県小浜市「鯖、復活」養殖効率化プロジェクトの今
- 事例紹介: 福島県檜枝岐村2 ビッグデータを活用して、尾瀬来訪者の属性や行動を可視化。
- 事例紹介: 群馬県片品村 ビッグデータを活用して、尾瀬来訪者の属性や行動を可視化。
- 事例紹介: 東北発の起業家育成支援プロジェクト
- 事例紹介: 不確実な時代を生きるための新たな学び~「デザイン思考」授業の実施~
- 事例紹介: 愛媛県南予地域における観光型MaaSの実証実験〜公共交通の利便性向上・旅のシームレス化を実現〜
事例紹介: 国内初! 自治体運営によるドローン物流事業~空飛ぶデリバリーサービス「ゆうあいマーケット」~
- 事例紹介: 城崎国際アートセンター (KIAC) におけるau5G基地局開局イベント
- 事例紹介: 岩手県立大学での5Gを活用したオンライン授業~5Gで広がる大学教育の可能性~
- 事例紹介: 探究的な学びによる、特色ある学校づくり~KDDIと県内高校による「学校×KDDI共創プロジェクト」~
- 事例紹介: 高校生たちが幼児向け絵本をクラウドファンディングで出版~地域の子どもたちに地元の魅力を知ってもらう活動を応援~
- 事例紹介: 高知県日高村「村まるごとデジタル化事業」の支援~スマホ普及率100%を目指して~
- 事例紹介: スマホひとつで観光! ~徳島県鳴門公園エリアでの観光型MaaS実証実験~
- 事例紹介: Society5.0社会を支えるイノベーション人財を育成する~仙台高専 PBL授業とビジネスコンテストへの挑戦
- 事例紹介: プログラミングを通じて地域の人財育成の裾野を広げる~子どもの未来応援プロジェクト「ロボサバ」~
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