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役員報酬
取締役および監査役の報酬
取締役の報酬について
- 業務執行に携わる取締役の報酬は、中長期的な企業価値向上への貢献意欲を高めるため、各事業年度のKDDIグループの業績、中期経営戦略の目標に対する進捗および株主価値と連動した報酬体系としています。
- 業務執行を担当せず、経営の監督機能を担う社外取締役には、業績などにより変動することのない定額の基本報酬を支給しています。
- 役員報酬の体系および水準、それに基づき算出される報酬額の決定プロセスの透明性および客観性を確保するため、報酬諮問委員会を設置しています。本委員会は、議長・副議長および過半数の委員が独立社外取締役で構成されています。
- 基本報酬、業績連動型賞与、業績連動型株式報酬および株価連動型賞与の個人別の支給額は、代表取締役への委任は行わず、報酬諮問委員会の助言を受けて取締役会決議により決定しています。
- KDDIの役員報酬水準は、国内の同業他社または同規模の他社との比較およびKDDIの経営状況などを勘案し、決定しています。また、外部専門機関による客観的な調査データを参考に、毎年、報酬諮問委員会にて報酬水準の妥当性を検証しています。
- 取締役の職務に関し、KDDIと取締役との間の委任契約などに反する重大な違反があった者については、業績連動型報酬の支給差し止めや返還請求などを行うこととしています。
取締役の報酬内容について


①基本報酬
役位別の定額を月例で支払う金銭報酬としています。
②業績連動型賞与
以下の算定式により個人別の支給額を算出し、各事業年度終了後、最初に到来する6月に金銭を支給しています。
業績連動型賞与=役位別の基準額×会社業績およびKPIの達成度による掛率
③株価連動型賞与
以下の算定式により個人別の支給額を算出し、各事業年度終了後、最初に到来する6月に金銭を支給しています。
株価連動型賞与=役位別の基準額×係数(※1)
④業績連動型株式報酬
以下の算定式により個人別の付与ポイントを算出し、各事業年度終了後、最初に到来する6月にポイントを付与し、取締役退任時、ポイント数の累計値に応じたKDDI株式を交付しています。
業績連動型株式報酬=役位別の基準ポイント×会社業績およびKPIの達成度による掛率
なお、それぞれの指標の選定理由および実績値は以下の通りです。
会社業績
選定理由:企業の業績を端的に示す基本数値であるため
KPI達成度
選定理由:中期経営戦略における各事業戦略の達成度を測るためのものであり、事業拡大や業績向上にリンクする指標であるため
実績値:各事業戦略における指標のほか、ESG関連項目も指標として設定しています。
なお、ESGの重要性を考慮し、23.3期においては、変動報酬における②業績連動型賞与と④業績連動型株式報酬の算定基準のひとつであるKPI(※2)全体の約3割まで増加させています。
EPS成長率
選定理由:中期経営戦略の目標値として掲げた指標であり、目標達成を強く動機付けるため
実績値:1.03
株価変動率
選定理由:株主価値の増減と直接的に連動する指標であり、役員報酬と株主価値との連動性を高めるため
実績値:0.99
監査役の報酬について
監査役の報酬は監査役の協議にて決定しており、KDDIの業績により変動することのない定額報酬のみを支給することにしています。
取締役および監査役の報酬などの額(23.3期)
単位:百万円
役員区分 | 報酬などの総額 | 報酬などの種類別の総額 | 支給人数 | ||
---|---|---|---|---|---|
基本報酬 | 賞与 | 株式報酬 | |||
取締役(社外取締役を除く) | 824 | 338 | 307 | 180 | 9名 |
社外取締役 | 106 | 106 | - | - | 7名 |
監査役(社外監査役を除く) | 69 | 69 | - | - | 3名 |
社外監査役 | 65 | 65 | - | - | 3名 |