HE-AACの概要

読み: えいちいーえいえいしー 英語名: High-Efficiency Advanced Audio Coding

HE-AACとは、High-Efficiency Advanced Audio Codingの略で、オーディオの圧縮形式のこと。MPEG-4 AACを拡張したものとなり、2003年に国際標準化団体のISO/IECによって標準化された。
技術的には、低域成分を従来のAACで、広域成分をスペクトル帯域複製で符号化している。同一ビットレートでは、AACの約25%音質が改善されると言われている。そのため、容量を抑えるために、低いビットレートで音楽を配信する必要があるサービスなどで利用される。
日本では、KDDIが2004年に開始した着うたフルに、この仕様が採用された。配信開始当時の当時のビットレート48kbps。ファイルのサイズは約1.5MBほどだった。au端末向けの音楽管理ソフト「au Music Port」も、HE-AACによるリッピングに対応していたが、「SonicStage for LISMO」の導入に伴いATRAC形式に変更された(HE-AAC形式での音楽転送は可能)。また、ワンセグの音声にも、HE-AACが使われている。
なお、2008年に開始された着うたフルプラスでは、より圧縮率の低いAAC-LCが採用されている。

2014年04月01日 更新


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