電波伝搬の概要

読み: でんぱでんぱん

電波伝搬とは、電波が空中を伝うことである。電波伝播ともいう。
電波は、出力元からの距離に応じて減衰していく。電波の到達距離は出力元のパワーにも依存し、また、自然現象や位置関係によっても大きく左右される。より長距離に、正確に電波を送るためには、電波伝搬のメカニズムを正確に把握する必要がある。
主な自然現象による電波の減衰や乱れの代表例としては、降雨による減衰、地表面や建築物、山岳などで回折するマルチパスフェージングなどがある。これら自然現象によって異なる電波伝搬が発生することを異常伝搬という。
電波伝搬による電波経路には、大きく分けて地上波、対流圏波、電離層反射波の3つの経路が存在する。地上波は、電波が地面に沿って伝搬するもので、送信元から受信アンテナへ直接届くものを直接波、地面に反射して届くものを大地反射波、地表面や山岳で回折することでより遠くに伝搬する回折波などの種類がある。
その他、対流圏波は地上約10~15kmほどの高度にある対流圏を屈折して伝わるものであり、電離層反射波は地上約50~500kmの高度にある電離層を反射して伝搬する。

2014年10月22日 更新


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