マテリアリティ6
ステークホルダーの
エンゲージメント向上

ステークホルダーのエンゲージメント向上

従業員、お客さま、代理店、サプライヤー、株主を含むすべてのステークホルダーとの強固な関係を構築

ステークホルダーエンゲージメントの
考え方

ステークホルダーエンゲージメントの考え方は、当社の事業活動に適用されます。

KDDIの事業は、お客さま、株主の皆さま、取引先、従業員とその家族、地域社会などのステークホルダーの皆さまと関わりを持っています。

KDDIは、事業活動に関わるすべてのステークホルダーの皆さまに、「新たな体験価値」を提供し、ご満足を実現するために、さまざまな活動を行っています。

活動においては、GRI Standards、SASB、IIRC、ISO26000などのサステナビリティに関する国際規格、JIS Z 26000、「環境報告ガイドライン」「価値協創ガイダンス」などの国内規格や投資家からのヒアリング項目をチェックリストとして使用し、現状分析および課題に対する対処方針を策定し実施しています。支えてくださるすべてのステークホルダーの皆さまとの対話を尊重し、ステークホルダーの皆さまとの共創を積み重ね、社会的課題に積極的に取り組み、豊かなコミュニケーション社会の発展に貢献していきます。

ステークホルダーの相関図

ステークホルダーの特定および
優先順位付け手順

当社の通信を核とした多様な事業を通じて、経済価値に加え社会価値および環境価値を向上させることで、企業と社会の持続的成長を両立するという観点から、「サービスご利用者」「株主/投資家」「地域社会」「NPO/NGO」「行政機関/業界団体」「取引先(サプライヤー)」「従業員/家族」の7つを主なステークホルダーと特定しています。またステークホルダーエンゲージメントの実施にあたり、ステークホルダーの当社事業活動への影響度などを確認した上で、優先順位付けを行っています。

ステークホルダーエンゲージメントの
フィードバックとリスク対応

エンゲージメントを行う上での潜在的なリスクとして、目的相違や非現実的な当社への期待などが発生しないようダイアログなど多様な手法を導入するとともに、定期的な実効性評価により効果的なエンゲージメントに取り組んでいます。また各国のステークホルダーの方との言語の違いなどによりエンゲージメントへの影響が発生しないよう、WEBサイトにおける英語対応と情報開示充実を通じステークホルダーのエンゲージメント能力の確保に努めています。各エンゲージメント結果は、社内で報告・共有されることはもちろん、その重要性に応じて各委員会や経営会議などで報告され、意思決定に反映されます。さらに必要に応じて関係のあるステークホルダーの皆さまにWEBサイトでの情報開示やレポートなどを通じて共有されます。

ステークホルダーダイアログ

KDDIは、ステークホルダーの皆さまのご意見・ご要望を経営に取り込み、改善する活動を積極的に実施しています。24.3期は、環境と人権をテーマとし、KDDIの取り組みへの評価と今後の期待をうかがうステークホルダーダイアログを実施しました。

KDDIの自然への取り組みが重要課題とされ、取り組む理由のストーリー化が幅広い理解促進に有用との意見。
バリューチェーン全体で人権リスク特定を行い、具体事例を通じてステークホルダーへの理解促進が必要との意見。