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マテリアリティ5
人財ファースト企業への
変革
多様かつ高度なプロ人財の活躍と挑戦心あふれる企業風土の醸成により、イノベーションを創出し、社会の持続的成長に貢献する
- 強み
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- ●あらゆる産業とコラボレーション可能な、DXを中心とした人財育成
- ●従来の管理職の概念を覆し、高い人間力を有するプロ人財を育てるKDDI版ジョブ型人事制度
サステナビリティ中期目標の進捗
24.3期の取り組み事例
※ 所属・内容等は取材当時のものです
全社員のDXスキル向上と
プロ人財化を目指す
KDDIのDXコア人財として活躍する大橋 衛はこれまで、KDDI社内のDX化の推進とエンジニア同士の社内外のコミュニティの立ち上げをリードしてきました。DXを進める上で欠かせないエンジニアのスキルアップに必要なものこそ、「エンジニア同士のコミュニティ」だと大橋は話します。
「KDDIにはさまざまな分野で優れたエンジニアがたくさんいます。自部門に閉じずにつながることができたら、新しい知識の習得だけではなく、お互いの専門スキルのかけ合わせでものすごいアイディアが生まれるのではないかと思ったのです」
そんな思いから生まれたコミュニティは社内エンジニアの間で根付き、今ではエンジニアに限らず、ビジネス系も含めて把握しきれないほどのコミュニティが活動しています。
アジャイル開発などの手法を使ってお客さま企業のDX開発の支援を行うKDDIアジャイル開発センターで三島拠点のセンター長を担う大橋には、「日本のエンジニアの価値を高めたい」という大きな目標があります。それを実現するためにも、コミュニティでエンジニア同士がつながる、そして、外部に向けて発信することが重要だと言います。
「KDDIは、その地域のエンジニアとともに連携しながら、より大きなスコープで地域の課題を解決していくことが重要だと考えています」
「コミュニティでエンジニア同士をつなげ、さらにはエンジニアとビジネスオーナー側とをつなげるハブ役をさまざまな領域で行うことで、エンジニアの価値を高め、DXを前進させることにつなげたいと思っています」
一人ひとりが生き生きと働く。
KDDIが目指す
社員エンゲージメントの向上
全社のエンゲージメント施策を主導する社員と、現場でエンゲージメント向上に取り組み、高いスコアを維持する組織に所属する社員に、それぞれの立場からの意見を聞きました。
人事本部 人財開発部 木川田 めぐみ:社員エンゲージメントサーベイ(以下 サーベイ)は、社員の秘めた思いや考えなどを可視化しますが、氷山の一角にすぎません。見えない部分を各現場で対話を通じて深掘りし、改善につなげていくことが必要です。アクションの計画と実行をサポートするため、サーベイ結果の示唆を各組織リーダーへわかりやすく伝える施策を行っています。
情報システム本部 基幹システム2部 井上 遼:サーベイの結果に一喜一憂するよりも、結果の各種要素と、働き方や人財育成に関連するデータがまとまった「マネジメント・インサイト」で得られる事実情報との相関をつかむことが、日々現場で行っていることの効果や課題をとらえる指標として、非常に有用だと考えています。
情報システム本部 基幹システム2部 門出 顕宏:サーベイは前回からの変化が見えるのもポイントです。「こういうときに自分はエンゲージメントが高まるのか」と自己分析的に使うことで、主体的に業務へと取り組むきっかけになると感じています。
木川田 めぐみ:今後は、より一層サーベイの結果を生かしたアクションが生まれるような環境を作りたいです。具体的には、各組織でのトライ&エラーの事例共有に加えて、データドリブンな仕組みの強化に力を入れたいと考えています。
生成AIの台頭やDXの推進によって、データを活用しやすい環境が整ってきました。人事本部内にはHR専門のデータサイエンティストもおり、よりスピーディーかつ効果的なフィードバックを実現していきたいです。
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