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スタートアップ向け実証支援を拡充、オリックス・レンテックが宇宙共創プログラム「MUGENLABO UNIVERSE」に参画

2025年9月1日

KDDI株式会社

KDDIは2025年9月1日、宇宙共創プログラム「新規ウィンドウが開きますMUGENLABO UNIVERSE」において、実験環境を提供するパートナーとして、オリックス・レンテック株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:上谷内 祐二、以下 オリックス・レンテック)が参画したことをお知らせします。

本取り組みメインビジュアル

宇宙空間は、無重力、真空、宇宙放射線など、特殊かつ過酷な環境であり、事業化に向けた検証環境の整備が困難です。このため、事業の不確実性や高コストといった要因が参入障壁となっており、産業振興に向けた課題とされています。

オリックス・レンテックは、計測機器やICT機器などのレンタルをはじめ、企業の研究開発や実証実験を支援する多様なサービスを提供しています。本取り組みへの参画を通じて、オリックス・レンテックはMUGENLABO UNIVERSEのプログラムに参加する企業に対し、宇宙事業の研究開発に必要な実験機器および試験スペースを貸し出します。
同社が保有する小型・熱真空試験装置は、装置内で真空状態をつくり、急激な温度変化を加えることで、宇宙空間に近い環境を再現可能です。これにより、人工衛星に搭載される電子部品の耐久性や性能評価を地上で効率的に行うことができます。
こうした高度な試験能力を有する設備や環境を、スタートアップ企業を含む幅広い事業者がより柔軟かつ効率的に活用できるようになることで、技術検証や製品開発の大幅な加速が期待されます。
オリックス・レンテックが提供するサービスについては新規ウィンドウが開きますホームページをご覧ください。

なお、KDDIは2024年9月、MUGENLABO UNIVERSEに参画する企業を代表して、東京都の「グローバルイノベーションに挑戦するクラスター創成事業(以下 TIB CATAPULT)」の参画事業者に採択されました(該当項目へジャンプします※1)。本参画は、TIB CATAPULTにおける活動の一環として実施するものであり、MUGENLABO UNIVERSEは、より多くのスタートアップに実験環境を提供することに貢献していきます。

新規ウィンドウが開きますMUGENLABO UNIVERSEについて

  • MUGENLABO UNIVERSEは、スタートアップと大企業などによる宇宙事業の共創や、宇宙技術を活用した地上の課題解決を目指すプログラムです。
  • 多様な実証環境や企業間のマッチング機会の提供、宇宙領域の有識者によるナレッジシェアなど、企業が宇宙を活用した事業創出に挑戦しやすい環境を整備します。
  • 東京都の協定事業「TIB CATAPULT」を活用し、スタートアップの事業成長と企業価値向上に対する支援をより強化します。

<プログラムの概要>

■採択プロジェクトの受付について

MUGENLABO UNIVERSEでは、スタートアップと事業会社による事業創出を支援するため、随時スタートアップ・事業会社を募集しています。
詳しくは、新規ウィンドウが開きます本プログラムの公式ページをご覧ください。エントリーは以下のフォームからご応募いただけます。
新規ウィンドウが開きます宇宙共創プログラム MUGENLABO UNIVERSE エントリーフォーム

新規ウィンドウが開きますTIB CATAPULTについて

東京都の強みとなるインダストリーやテクノロジーの領域において、イノベーションを巻き起こすために組成された複数企業からなる「クラスター」と、東京都が協定を締結し、クラスター領域におけるスタートアップとの連携・協働を推進、イノベーション創出を目指します。
採択されたクラスターはそれぞれ、グローバルに成長するスタートアップ創出に向け、3カ年で20件以上の大企業などとスタートアップによる協働実績の創出を目指します。

TIB CATAPULT グローバルイノベーションに挑戦するクラスター創成事業