社長メッセージ

Tomorrow, Together パートナーの皆さまと5G時代における新たな価値を創造し、社会とともに持続的な成長を目指してまいります。代表取締役社長 髙橋 誠

株主・投資家の皆さまには、平素より格別のご高配を賜り、誠にありがとうございます。

KDDIは、発足以来、豊かなコミュニケーション社会の発展に貢献することを企業理念として掲げてまいりました。重要なライフラインを担う通信事業者の使命として、強靭で高品質な通信の維持に努め、「ずっと、もっと、つなぐぞ。au」をスローガンに、どんなときでもつながり続ける通信サービスの提供を目指しています。

また近年、5G/IoT、AI・ビッグデータなどの技術の進展により本格的なデジタル化が進み、データにさらなる価値を見出す「データ駆動型社会」へと変容しています。これらの技術の浸透により、あらゆる産業においてデジタルトランスフォーメーション (DX) の動きが加速するとともに、経済発展と社会課題の解決を両立する「Society 5.0 for SDGs」の実現に期待が持たれています。

日本の通信市場を取り巻く環境は大きな変革期にあり、昨年10月の改正電気通信事業法の施行や第4の通信事業者の参入に加え、スマホ決済をはじめスマートフォンを起点としたサービスのより一層の充実が期待されるなど、競争環境が大きく変化しています。
こうした中、いよいよ本年3月に日本で第5世代移動通信サービス「5G」の商用サービスが始まりました。社会全体を大きく変えるパワーを秘めた5Gが、個人のライフスタイルや価値観、ビジネスのあり方も一変させる、そのようなワクワクする時代がすぐそこまで来ています。

KDDIはこうした時代の変化に即座に対応するとともに、昨年策定した「中期経営計画 (20年3月期-22年3月期)」では、「既存事業の持続的成長」と「新たなイノベーションへの挑戦」という両軸での成長を実践することで、持続的な成長を目指しています。

パーソナルセグメントにおいては、昨年、5G時代に先駆けて月間データ容量に上限のないスマートフォン向けの料金プランを導入しました。「au 5G」によって、大量のデータを瞬時にストレスなく、自由に扱うことができ、従来の制約から解放された「UNLIMITED WORLD au 5G」をコンセプトに、さまざまな業界のパートナーとともに、エンターテインメント、スポーツ、アートなど生活のあらゆる場面で新しい拡張体験「Augmented Experience」をお届けしてまいります。また、「通信とライフデザインの融合」により「グループID×エンゲージメント×総合ARPU」の最大化を図ります。具体的には、昨年開始したスマホ決済サービス「au PAY」の魅力化を図ることでお客さまとのタッチポイントを強化 (エンゲージメント) し、ビッグデータの活用によるお客さま視点に立った「心地よい提案」を通じて、既存通信事業の基盤であるグループIDを拡大していきます。さらに、「au PAY アプリ」をお客さまの日常生活すべての入り口となる「スーパーアプリ」と位置付けて磨き上げ、お客さまに新しい体験価値を提供することで総合ARPUの最大化を図ってまいります。

ビジネスセグメントにおいては、さまざまな業界、利用シーンで企業のDXが加速し、ビジネスモデル自体が大きく変化しています。既存のモバイル・固定通信事業を安定的に成長させると共に、お客さまのDXを支援する5G/IoT時代のビジネス開発拠点「KDDI DIGITAL GATE」を中心に、あらゆる"モノ"に通信が溶け込む時代のデジタルインテグレーターとして、さまざまなパートナー企業とともに5G時代ならではの新しい体験価値とビジネスの創造を進めてまいります。また、IoT世界基盤を通じて、国内だけでなく海外にもIoTをより一層拡大し、引き続き国内外の事業規模の拡大に取り組みます。

KDDIは、社会の持続的な成長に貢献するため、6つのマテリアリティを中心とし、全社でサステナビリティ活動を推進しています。激甚化する大規模災害への対応・通信基盤の強靭化や地方・都市の持続的な発展など、あらゆる社会課題に対して、通信が溶け込む時代におけるKDDIの使命「つなぐ」役割は、ますます重要になっていきます。さらに本年、「中期経営計画 (20年3月期-22年3月期)」に連動した「KDDIが目指すSDGs」を、社会課題の大きさとKDDIが通信事業者としてより貢献できる事業領域の観点から8つの社会課題領域へ見直しを行い、KDDIが、これからも事業を通じてさまざまな社会課題の解決に取り組み続けるという決意をこめて、2030年を見据えたKDDIのSDGs「KDDI Sustainable Action」を新たに策定しました。5GやIoTなどを活用した地方創生や、途上国における低廉で高品質な通信サービスの提供など、事業として利益をあげながら、さまざまな社会課題の解決を図ります。
KDDIグループは「命を、暮らしを、心をつなぐ」。KDDI Sustainable Actionを通じて、社会課題の解決に取り組み、社会とともに持続的な成長を目指してまいります。

昨今の新型コロナウイルス感染症による影響は、世界中の経済や社会活動にとってあまりに大きくなっています。KDDIグループは、「KDDI Sustainable Action」の考え方に基づき、テレワーク・オンライン教育・遠隔医療など、個人・法人のお客さまのDXを推進し環境変化に強いレジリエントな社会基盤の構築に貢献するなど、5つの方針を軸とした「新型コロナウイルス感染症対応に関するKDDIの基本方針」を発表しました。今後も、命、暮らし、心をつなぐライフラインを提供する企業としてグループの力を結集し、皆さまの生活や産業を支え続ける社会的使命に応えてまいります。

本年10月1日をもって、KDDIは20周年を迎えます。
Tomorrow、Together
これからも、お客さまやパートナー、社会とともに未来を信じて進み、長期視点に基づいた持続的な利益成長と株主還元強化の両立を目指してまいります。

今後とも、KDDIグループへの変わらぬご支援とご指導を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

2020年5月
代表取締役社長
髙橋 誠
髙橋 誠

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