沿革

2015年8月3日現在

1953年
(昭和28年)
3月
国際電話交換室

KDD創業のころの国際電話交換室
(1953年ごろ、日本電信電話公社内)

国際電信電話株式会社 (KDD) 設立

KDD社章

KDD社章

1963年 10月
茨城宇宙通信実験

開設当時の茨城宇宙通信実験所 (元茨城衛星通信センター)

茨城宇宙通信実験所で、日米間初のテレビ中継受信に成功

1964年 6月
TPC-1

ロングラインズ号からの
TPC-1の陸揚げ (神奈川県二宮)

KDD、第1太平洋横断ケーブル (TPC-1) 開通

神奈川県の二宮海底線中継所とグアム間がつながり、ハワイを経て米本土へ続く最初の海底ケーブル「TPC-1 (Trans Pacific Cable-1~第1太平洋横断ケーブル)」が開通したのは、1964年6月19日のことである。同軸海底ケーブルを使い、電話128回線相当の小容量を持ち、その後、1990年までの26年間にわたって日米間の通信を担った。
8月 KDD、国際電気通信衛星機構 (インテルサット) に加盟
1966年 12月
茨城衛星通信所

茨城宇宙通信実験所が、1966年12月、茨城衛星通信所として発足

KDD、茨城衛星通信所開所。日米間テレビ伝送開始

インテルサット太平洋衛星にアクセスする地球局の役目のほか、パンナムサットやアジアサットを介したテレビ中継の用途にも供されたが、2007年3月16日をもって閉局した。
1969年 5月 KDD、山口衛星通信所開所。対欧間に衛星回線開設
1973年 3月 KDD、国際ダイヤル通話開始
1974年 7月
KDDビル

最新の通信設備を備えた
国際通信センター
(現KDDIビル)

KDDビル竣工 (東京・新宿)
1977年 3月 KDD、国際海事衛星機構 (インマルサット) に加盟
1984年 6月 第二電電企画設立
11月
日本高速通信株式会社 (TWJ)

日本高速通信株式会社 (TWJ) 設立

2015年8月3日現在

1985年
(昭和60年)
4月 電気通信事業法施行 (通信自由化)
ロゴ:DDI

第二電電株式会社 (DDI) 発足

1986年 3月
ロゴ:TTNet

地域系通信会社として、関東に東京通信ネットワーク株式会社 (TTNet) 設立

10月 DDI、東海道ルート (東京・名古屋・大阪) での専用サービス開始
1987年 3月
ロゴ: IDO

日本移動通信株式会社 (IDO) 設立

6月
ロゴ:関西セルラー電話株式会社
関西セルラー電話株式会社設立
9月 DDI、東海道ルート (東京・名古屋・大阪) での市外電話サービス開始
10月
ロゴ:九州セルラー電話株式会社
九州セルラー電話株式会社設立
11月
ロゴ:中国セルラー電話株式会社
中国セルラー電話株式会社設立
1988年 4月
ロゴ:東北セルラー電話株式会社
東北セルラー電話株式会社設立
5月
ロゴ:北陸セルラー電話株式会社
北陸セルラー電話株式会社設立
7月
ロゴ:北海道セルラー電話株式会社
北海道セルラー電話株式会社設立
12月
ハイキャップ カーフォン

ハイキャップ カーフォン

IDO、ハイキャップ方式の自動車・携帯電話サービス開始

当時NTTが独占していた自動車電話事業への初めての新規参入
1989年 4月
海底ケーブル陸揚げ写真

太平洋初の光海底ケーブル「TPC-3」の陸揚げ (千葉県千倉町)

KDD、太平洋で最初の光海底ケーブル、第3太平洋横断ケーブル (TPC-3) 開通

千倉海底線中継所~グアム~ハワイ・アメリカ本土を結ぶ全長13,300Kmで、当時、世界最長。
ロゴ: 四国セルラー電話株式会社
四国セルラー電話株式会社設立
5月
ハイキャップ ハンディフォン

ハイキャップ ハンディフォン

IDO、携帯電話「ハンディフォン」サービス開始

従来のショルダータイプに加え、ハンディタイプの小型携帯電話。片手で持てるコンパクトなボディで、ビジネスシーンでの利用が広がった。
7月 関西セルラー、TACS方式でサービスを開始
1991年 6月
ロゴ:沖縄セルラー電話株式会社
沖縄セルラー電話株式会社設立
7月 株式会社ツーカーセルラー東京設立
10月 株式会社ツーカーホン関西設立
T-61

T-61

IDO、TACS方式のサービス開始

1992年 2月 株式会社ツーカーセルラー東海設立
12月 DDI、全国サービスネットワークが完成
IDOとセルラーグループ、TACS方式の全国ローミング・相互接続開始
1993年 9月 DDI、株式市場第二部に上場 (東京)
1994年 4月

「携帯電話売切制」開始

電話会社がレンタルしていた携帯電話機を、利用者が買い取る制度で、これにより、利用者は多額の保証金を支払う必要がなくなり、若者らに普及するきっかけとなった。
関西セルラー、デジタル (PDC) 方式のサービス開始
6月
T205

T205

IDO、デジタル (PDC) 方式のサービス開始

字入力はアルファベットとカタカナのみ、モノクロ液晶。当初の携帯電話機にはメール機能はついておらず、翌年1997年から「プチメール」の提供を開始した。
11月 PHS事業会社、DDIポケット電話グループ9社を発足
1995年 9月 DDI、株式市場第一部に上場 (指定替え)
1997年 7月 DIONサービス開始
1998年 12月 KDDとTWJが合併、「KDD株式会社」と社名変更
1999年 4月
ロゴ:cdmaOne

IDOとセルラーグループ、cdmaOne 全国シームレスネットワーク完成

高速データ通信性能に優れるほか、通話が途切れない、肉声に近い音で話せるといった特徴で、加入者数増へつながった。
ロゴ:EZweb
C201H

C201H

IDOとセルラーグループ、携帯電話向けインターネット接続サービス「EZweb」開始

2000年 1月 DDIポケット電話グループ9社が合併
7月 IDOとセルラーグループ、全国統一の移動体ブランド「au」開始

2018年4月現在

2000年
(平成12年)
10月
イメージ:KDDI誕生

KDDI誕生 (2000年10月2日、KDDIビル)

DDI、KDD、IDOが合併、株式会社ディーディーアイ (KDDI) 発足
ロゴ:KDDI
11月
ロゴ:エーユー
セルラーグループ7社が合併、株式会社エーユー発足
2001年 4月 KDDI株式会社に社名変更
5月 電話会社選択サービス「マイライン」開始
10月 株式会社エーユーを合併
ロゴ: パワードコム
地域系通信会社のTTNet、大阪メディアポート (OMP)、中部テレコミュニケーション (CTC) が法人向けデータ通信サービスを会社分割し、株式会社パワードコムが発足
2002年 3月
C3003P

C3003P

携帯電話初の「電子コンパス」を搭載した、GPSケータイ発売

携帯電話にコンパスを搭載することにより、移動しながら地図を表示している時、進む方向が画面の上になるように地図が自動回転するカーナビのような画面表示を可能にした。
4月
ロゴ: CDMA2000 1x

第三世代携帯電話サービス (CDMA2000 1x) 開始

従来のcdmaOneでは最大64kbpsだった通信速度が、CDMA2000 1xでは最大144kbpsにまで向上した。
12月
ロゴ: 着うた(R)

音楽ダウンロードサービス「着うた (R)」開始

CD音源そのものを携帯電話にダウンロードして着信音に設定できるサービスは、業界初であった。
2003年 4月 TTNetとパワードコムが合併、商号をパワードコムに
10月
ロゴ: KDDI光プラス

光ファイバーサービス「KDDI光プラス (現 auひかり)」開始

ネットも、電話も、TVも1本の光ファイバで利用可能
歩行者向けナビゲーションサービス「EZナビウォーク」開始
11月
ロゴ: CDMA 1X WIN

CDMA2000 1x EV-DO方式を利用した第三世代携帯電話サービス「CDMA 1X WIN (ウィン)」開始

携帯電話で初めてパケット定額制 (当時: EZフラット、現ダブル定額) を導入
INFOBAR

INFOBAR

au design projectファーストモデル「INFOBAR」発売
自由なアプローチで、それまでにない魅力とアイデアを備えた携帯電話を提案するため、2001年「au design project」を立ち上げ、プロジェクト第一弾として、プロダクトデザイナー深澤直人氏とのコラボレーションが生み出したバータイプの携帯電話「INFOBAR (インフォバー)」。2009年4月よりauの新しいモバイルプロダクト・ブランド「iida」へと進化した。

2004年 10月 DDIポケット電話事業をカーライル、京セラに譲渡
11月 「着うたフル (R)」開始
2005年 2月
ロゴ: KDDIメタルプラス

IP電話サービス「メタルプラス電話」開始

直収型のIP電話サービス「KDDIメタルプラス」。低廉な基本料金と通話料金を実現した、高品質な新しい電話サービス。加えて、インターネット接続サービスも利用できる。
10月
ロゴ: TU-KA by KDDI
株式会社ツーカーセルラー東京、株式会社ツーカーセルラー東海、および株式会社ツーカーホン関西を合併
東京電力グループと通信事業において包括的提携
12月
W33SA

W33SA

世界初の「ワンセグ」対応携帯電話の販売開始

テレビ放送の視聴と通信機能を組み合わせた携帯電話ならではのテレビサービスが、「ワンセグ」に対応し、クリアな映像と音声の視聴に加え、番組に関するさまざまな情報を受信できるデータ放送を楽しめるようになった。
2006年 1月 パワードコムを合併
ロゴ: LISMO!
W41S

W41S

総合音楽サービス「LISMO」開始

au携帯電話とPCがシームレスに連携する業界初の総合音楽サービス「au LISTEN MOBILE SERVICE」(略称: LISMO (リスモ)) が誕生。2008年には、いつでも、どこでも、高画質、高音質な映画やドラマをau携帯電話やPCで、まるごと1本お楽しみいただける新サービス「LISMO Video (リスモビデオ)」もスタート。キャラクター"リスモ"も大人気者。
3月 ジャパンケーブルネットホールディングス株式会社およびジャパンケーブルネット株式会社 (JCN) の株式を取得
5月 モバイルネットバンク設立調査株式会社 (現 auじぶん銀行) 設立
6月
ロゴ: ひかりone
東京電力とのFTTH統合サービス「ひかりone」サービス開始
10月 携帯電話番号ポータビリティ (MNP) 開始
12月
W47T

W47T

「CDMA2000 1x EV-DO」の拡張版「EV-DO Rev.A」を導入

国内最速である最大1.8Mbps、下りは最大3.1Mbpsの通信を行うことが可能となり、特に画像付きのメール送信などのアップロードに対するストレスが軽減。
2007年 1月 東京電力とのFTTH事業統合
6月 JCNグループを連結子会社化
8月 ワイヤレスブロードバンド企画株式会社 (現 UQコミュニケーションズ株式会社) を設立
2008年 1月
ロゴ: au Smart Sports Run&Walk
Sportio

Sportio

「au Smart Sports Run&Walk」サービス開始
お客さまに新しいスポーツスタイルを提案する、au携帯電話とPCがシームレスに連携した新サービス「au Smart Sports」

3月 ツーカーサービス終了
ワイヤレスブロードバンド企画株式会社を事業会社化し、UQコミュニケーションズ株式会社が発足
4月 CTCの株式を取得、連結子会社化
7月 三菱東京UFJ銀行と共同設立のモバイルネットバンク「じぶん銀行 (現 auじぶん銀行)」サービス開始
8月 au携帯電話とKDDI固定電話間で国内通話が無料になる「auまとめトーク」を開始
10月 ひかりoneホームで最大1Gbpsの「ギガ得プラン」を提供開始
2009年 2月
ロゴ: UQ WiMAX

UQコミュニケーションズが、モバイルWiMAX技術を利用したブロードバンド通信サービス「UQ WiMAX」の提供開始

4月
ロゴ: iida

au携帯電話の新ブランド「iida」を発表

7月 UQコミュニケーションズが、「UQ WiMAX」商用サービスを開始
2010年 2月
イメージ: 3社共同会見
株式会社ジュピターテレコム (J:COM) (現 JCOM 株式会社) へ資本参加
7月
ソニー、凸版印刷、朝日新聞社と電子書籍配信の企画会社 (現 ブックリスタ) を設立
2011年 2月 KDDIまとめてオフィス株式会社設立
5月 あいおいニッセイ同和損保と共同設立のモバイル損害保険「au損保」サービス開始
10月 「iPhone 4S」(Apple社製) を発売
2012年 1月
イメージ: auのブランドマーク
auのブランドマークを刷新
3月 「auスマートバリュー」「auスマートパス」提供開始
9月 「iPhone5」(Apple社製) を発売
次世代高速通信サービス「au 4G LTE」提供開始
2013年 4月 「KDDI まとめてオフィス」全国展開
9月 「iPhone5s/5c」(Apple社製) を発売
12月 「au スマートバリュー mine」開始
2014年 3月 プラチナバンド800MHz「4G LTE」の実人口カバー率が99%に到達
4月 J:COMとJCNの経営を統合
5月 「au WALLET」サービス開始
「LTE-Advanced (CA)」と「WiMAX 2+」ダブル搭載のスマートフォンを発売
7月 ミャンマー国営郵便・電気通信事業体 (MPT) と協業し、共同事業を開始
8月 auの新料金「カケホとデジラ」提供開始
KDDIバリューイネイブラー株式会社を設立
9月 「iPhone 6」「iPhone 6 Plus」(Apple社製) を発売
10月 「au WALLET クレジットカード」発行開始
12月 次世代音声通話サービス「au VoLTE」提供開始
2015年 8月 「au WALLET Market」サービス開始
2016年 4月 auの電気サービス「auでんき」提供開始
金融サービス「auのほけん・ローン」提供開始
8月 会員制プログラム「au STAR」開始
2017年 1月 ビッグローブの株式を取得、連結子会社化
7月 auの新料金プラン「auピタットプラン」「auフラットプラン」提供開始
家庭向けIoTサービス「au HOME」提供開始
8月 株式会社ソラコムを連結子会社化
2018年 1月 株式会社イーオンホールディングスを連結子会社化
IoT通信「KDDI IoTコネクト LPWA」の提供開始
9月 デジタルビジネスの開発拠点「KDDI DIGITAL GATE」を東京 (虎ノ門) にオープン
2019年 2月 中間金融持株会社「auフィナンシャルホールディングス株式会社」設立、スマートマネー構想が始動
4月 スマホ決済「au PAY」提供開始
5月 ブランドスローガンを一新
「KDDI: Tomorrow, Together」「au: おもしろいほうの未来へ。」
7月 日本初、データ容量上限なしの料金プラン「auデータMAXプラン」提供開始
2020年 3月 第5世代移動通信サービス「au 5G」提供開始
5月 auのポイントを共通ポイント「Pontaポイント」に変更
10月 UQコミュニケーションズ株式会社の「UQ mobile」事業を統合
2021年 3月 オンライン専用の新料金ブランド「povo」を提供開始、マルチブランド戦略を強化
11月 運用自動化機能を活用したサービス監視を、東京・大阪の両拠点で導入
2022年 3月 3G携帯電話向け「CDMA 1X WIN」のサービスを終了
4月 中間持株会社「auエネルギーホールディングス株式会社」設立
5月 中間持株会社「KDDI Digital Divergence Holdings株式会社」設立、お客さまのDX支援・開発を強化
「KDDI VISION 2030」を策定