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KDDI グループAI開発・利活用原則

目的

KDDIグループは、国際的な動向を尊重しつつ、お客さまの体験価値向上や社会の持続的発展にするために、AIの研究開発・利活用を推進します。
この原則は、お客さまに安心してKDDIグループのサービスをご利用いただくための「データ利用における基本指針」に沿うものです。
KDDIグループは、生活者の新たなライフスタイルの確立と日本の経済発展・社会課題の解決を両立する構想「新規ウィンドウが開きますKDDI Accelerate 5.0」によってレジリエントな未来社会の創造を目指しています。同構想では、サイバー空間の「プラットフォーム」に収集された情報は「AI」によって解析され、より豊かな社会を構築するためにフィジカル空間に働きかけていきます。その際、AIを安心して使えるようにしていくこと、お客さまや社会の皆さまが安心できる形でAIを利活用していくことをお示しすることで、KDDIグループは来るべきAI社会に貢献してまいります。

原則

KDDIグループは、AIシステム・AIサービス (以下、「AIシステム等」) を開発する者 (以下、「AI開発者」) となる際、利用する者 (以下、「AI利用者」) となる際、並びにAI用のデータを提供する者 (以下、「AIデータ提供者」) となる際には、以下の原則を遵守するものとする。

[1] 人間の尊厳

  • AI開発者並びにAI利用者は、AIシステム等の開発・利活用において、人間の尊厳と個人の自律を尊重する。

[2] 適正な利用

  • AI利用者は、人間とAIシステム等との間及びAI利用者間における適切な役割分担のもと、適正な範囲及び方法でAIシステム等を利用するよう努める。
  • AI開発者は、AIシステム等がAI利用者を支援し、AI利用者に選択の機会を適切に提供することが可能となるよう配慮する。
  • AI利用者並びにAIデータ提供者は、AIシステム等の学習等に用いるデータの質に留意する。

[3] 制御可能性、人間の判断の介在

  • AI開発者は、AIシステム等の制御可能性に留意する。
  • AI利用者は、AIによりなされた判断について、必要かつ可能な場合には、その判断を用いるか否か、あるいは、どのように用いるか等に関し、人間の判断を介在させることが期待される。

[4] 安全性とセキュリティ

  • AI開発者並びにAI利用者は、AIシステム等の利活用により、AI利用者及び第三者の生命・身体・財産に危害を及ぼすことがないよう配慮する。
  • AI開発者、AI利用者、並びにAIデータ提供者は、AIシステム等のセキュリティに留意する。

[5] プライバシー

  • AI開発者、AI利用者、並びにAIデータ提供者は、AIシステム等の利活用において、他者又は自己のプライバシーが侵害されないよう配慮する。

[6] 公平性・非差別

  • AI開発者、AI利用者、並びにAIデータ提供者は、AIシステム等の判断にバイアスが含まれる可能性があることに留意し、また、AIシステム等の判断によって個人が不当に差別されないよう配慮する。

[7] 透明性

  • AI開発者並びにAI利用者は、AIシステム等の入出力等の検証可能性及び判断結果の説明可能性に留意する。

[8] アカウンタビリティ

  • AI開発者並びにAI利用者は、ステークホルダに対しアカウンタビリティを果たすよう努める。

[9] 連携

  • AI開発者、AI利用者、並びにAIデータ提供者は、AIシステム等間の連携、及びAIシステム等がネットワーク化すること、によってリスクが惹起・増幅される可能性があることに留意する。

なおこの原則は、AIシステム等の技術革新や国際的な動向を踏まえて、不断に見直し、必要に応じて柔軟に改定して参ります。