価値創造の軌跡・沿革
2000年にDDI、KDD、IDOの3社統合によって誕生したKDDIは、通信事業を基盤としながらも、時代の変化やテクノロジーの進化に合わせ、常にその姿を変革させてきました。単なる通信インフラの提供にとどまらず、金融、エネルギーなどの多角的な周辺領域へ事業を拡張しています。通信を起点としたお客さま接点の拡大を通じて新たな価値創出を図り、持続的な成長を実現しています。
- ※上記グラフの24.3期以前は、当社連結子会社における不適切な取引に係る影響を含んでおりません
- ※114.3期までは日本基準、15.3期からはIFRS
- ※22000年10月末日~2025年3月末日終値ベース(月足)
- ※3CAGR(Compound Average Growth Rate):年平均成長率
- ※4「QRコード」は、株式会社デンソーウェーブの商標または登録商標です
- ※5ミャンマー通信事業リース債権引当、低稼働通信設備の減損・撤去引当などの一過性影響
創業期から3G時代(2000年代)
2000年の発足後、2002年には3G携帯電話向けサービスを開始し、携帯電話の普及を牽引しました。2003年度から2007年度にかけては5期連続で純増シェアNo.1を獲得するなど、移動体通信事業における強固な顧客基盤を確立しました。
スマートフォンの浸透と事業の多角化(2010年代)
2011年のiPhone発売を契機にスマートフォンが急速に普及する中、2012年には固定通信サービスとのセットプラン「auスマートバリュー」を開始しました。さらに、2013年のJCOM連結子会社化を皮切りに、2016年には「auでんき」、2019年には「au PAY(QRコード決済)」を開始するなど、エネルギー、金融・決済といった非通信分野へ次々と進出しました。
5G時代と新たな価値創造(2020年代以降)
2020年に5Gサービスを開始し、UQ mobileの統合や新ブランド「povo」の導入により、多様化するお客さまニーズに対応するマルチブランド戦略を推進しています。さらに、2021年のスペースX社との提携による衛星通信サービス「Starlink」の活用や、2022年のKDDIスマートドローンの設立など、通信の活躍領域を空や宇宙へと広げています。2024年には三菱商事、ローソンとの資本業務提携を発表し、リアルな顧客接点を活用した新たな価値創造を目指しています。
利益成長の推移
営業利益は、特に2010年代以降、事業の多角化と連動して右肩上がりの成長を続けています。2014年3月期から2016年3月期の中期経営計画では「毎期二桁成長」を達成。近年の計画ではEPS(1株あたり利益)の成長を重視し、株主還元への意識も高めています。2025年3月期は1兆875億円となりました。2026年3月期は、連結営業利益は1兆900億円を目指します。



