業績分析

連結損益計算書分析 (3月31日に終了した各決算期)

売上高

端末販売収入の減収を、総合ARPA収入やMVNO収入の増収、エナリス・じぶん銀行の連結影響、ビジネスセグメントの増収で補い、売上高は前期比3.1%増となる5兆2,372億円となりました。

営業利益

上期の一時的な減益要因や、持続的成長のためのコスト投下、新型コロナウイルス感染症を見据えた減損損失などによる減益を、ライフデザイン領域やビジネスセグメントといった成長領域の増益で補い、営業利益は前期比1.1%増となる1兆252億円となりました。
なお、ライフデザイン領域、ビジネスセグメントはいずれも前期比20%を超える増益となりました。

親会社の所有者に帰属する当期利益

税引前当期利益の増益などにより法人所得税費用は増加したものの、営業増益や非支配持分利益の減少などが寄与した結果、親会社の所有者に帰属する当期利益は前期比3.6%増となる6,398億円となりました。

1株当たり配当金

年間配当金は、18期連続となる増配を達成しており、前期比10円増配となる115円、連結配当性向は41.7%となりました。

連結財政状態計算書分析 (3月31日に終了した各決算期)

資産

じぶん銀行の子会社化に伴う金融事業の資産の増加やIFRS16号適用に伴う使用権資産の増加、au携帯電話端末の割賦販売方法の多様化による売掛金の増加などにより、資産は前期末比2兆2,497億円増となる9兆5,801億円となりました。

資本

2019年5月に自己株式の消却および利益剰余金から資本剰余金の振替を行ったものの、当期利益の増加に伴う利益剰余金の増加や非支配持分の増加などにより、資本は前期末比2,462億円増となる4兆8,591億円となりました。

有利子負債

IFRS第16号の適用や社債発行による社債の増加などにより、有利子負債は前期末4,047億円増となる1兆6,804億円となりました。

D/Eレシオ

利益剰余金の増加に伴い親会社の所有者に帰属する持分が増加したものの、IFRS第16号の適用に伴う有利子負債の増加により、D/Eレシオは前期末比0.08pt上昇となる0.38倍となりました。

設備投資とキャッシュ・フロー分析

設備投資額 (支払ベース)

連結の設備投資額は、前期比133億円増の6,151億円となりました。

モバイルでは800MHz・700MHz帯や5Gの投資を前倒しで行った一方、開設計画を達成した3.5GHz帯やUQ WiMAX投資が一巡したことにより、前期比27億円減の3,745億円となりました。

固定・その他ではFTTHの投資額は減少したものの、ネットワーク設備構築・更改等の投資増などにより、前期比160億円増の2,406億円となました。

キャッシュ・フロー

フリー・キャッシュ・フローは、IFRS第16号の適用に伴うEBITDAの増加やじぶん銀行の連結子会社化に伴う収入の増加に加え、割賦債権増加幅の減少やau端末在庫の減少などにより、前期比3,974億円増となる7,124億円となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは、金融事業による支出増はあったものの、IFRS第16号の適用に伴う影響や営業債権およびその他の債権の増加などにより、前期比2,937億円の収入増となる1兆3,234億円の収入となりました。
一方、投資活動によるキャッシュ・フローは、設備投資の増加や関連会社株式の取得による支出の増加などはあったものの、金融事業による収入の増加や子会社の支配獲得による収入の増加などにより、前期比1,036億円の支出減となる6,110億円の支出となりました。

  • 2020年3月現在
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