KDDIのCSR重要課題: 地球環境保全への取り組み

重要課題
地球環境保全への取り組み
社会課題の認識 KDDIのリスクと機会
リスク 機会
地球温暖化に対して、温室効果ガス排出の削減による温暖化緩和策に加え、地球環境への影響に応じた自然や人間社会のあり方の調整といった、温暖化に対する適応が問われています。2015年には、地球の気温上昇を産業革命以前と比較して2℃未満に抑え、さらに1.5℃未満に抑える努力を世界共通の目標とした「パリ協定」が発効されています。企業活動においても、緩和と適応を同時に取り組んでいくことが必要です。 地球温暖化をはじめとする気候変動や大規模自然災害 これらのリスクに対する緩和および適応

環境マネジメント体制

経営と、CSRおよび環境を一体で推進する姿勢を明確にするため、コーポレート統括本部長を委員長、CSR・環境推進室を事務局とする「CSR委員会」を設置し、環境に関する重要事項を審議しています。審議結果は、CSR担当役員を議長、CSR・環境推進室を事務局とし、ISO14001認証を取得している各部門・グループ会社の担当者が参加する「環境部会」を通して、各本部、関連会社に展開され、各組織の目標などに反映されています。
KDDIグループにおいては、CSR・環境推進室が中心となり関連部署と連携し、グループ横断の管理体制を推進しています。

第3期中期環境保全計画の実績

KDDIは、2017年3月期を最終年度とした環境保全5ヵ年計画「KDDI GREEN PLAN 2012-2016」を策定し、推進してきました。
本計画において、2017年3月期の電力消費量を、省エネ対策を講じない場合と比較して30%抑制するという目標を設定し、KDDIの電力消費量の約98%を占める通信設備において、基地局再編・省電力型基地局の開発・ネットワークのスリム化などによる削減に取り組んだ結果、41.8%の電力消費量を抑制することができました。

2017年の3月期のKPI (一例)

第4期環境保全計画の策定

KDDIは、新たな環境保全計画「KDDI GREEN PLAN 2017-2030」を策定しました。本計画は、2015年にCOP21で採択された「パリ協定」の長期目標および政府の地球温暖化対策計画を踏まえ2031年3月期までの長期計画とし、自社のCO2排出量について2014年3月期比で7%削減を目標としました。本目標達成を目指し、再生可能エネルギーの活用など、さまざまな削減手法を活用し、CO2排出量削減に取り組んでいきます。

KDDI GREEN PLAN 2017-2030

「KDDI GREEN PLAN 2017-2030」の概要

  • 1.
    地球温暖化対策
    • 2031年3月期のKDDI単体 (国内) のCO2排出量を、2014年3月期比で7%削減
    • エネルギー効率の高い国内外データセンターの構築
    • KDDIのICTサービスの提供を通じて、社会のCO2排出量の削減に貢献
  • 2.
    循環型社会の形成
    • 撤去通信設備のゼロエミッション (注) 維持
    • 使用済み携帯電話のマテリアルリサイクル率99.8%維持
    • 注)
      最終処分率1%以下をゼロエミッションと定義
  • 3.
    生物多様性保全
    • 生態系を保全するため、ICTを活用した取り組みを積極的に推進
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