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SPECIAL FEATURE 2:【グローバル戦略の深化】ミャンマー通信事業への参入

2015年8月現在

【グローバル戦略の深化】ミャンマー通信事業への参入

【グローバル戦略の深化】
ミャンマー通信事業への参入

当社は「グローバル戦略」の一環として、「ミャンマー通信事業」への参入を果たしました。当社がこれまで培ってきた総合通信事業者としての経験と高い技術力を提供することで、ミャンマーの経済発展、国民生活の向上に貢献するとともに、当社の成長戦略の柱となるよう注力しています。

ミャンマーにおける通信事業を展開

当社は、2014年6月、住友商事株式会社と共にミャンマーにおいて通信事業を展開するために、当社連結子会社「KDDI Summit Global Myanmar Co., Ltd (. KSGM)」を同国ヤンゴン市に設立しました。

ミャンマーにおいては、2013年末時点での同国人口 (5,000万人超) に対する携帯電話普及率は他のASEAN諸国と比べて大幅に低い10%程度の水準であり、光ファイバー網の整備も十分ではありません。そこで、ミャンマー政府は、同国の経済成長のためには電気通信・ICT産業の発展が必要と考え、市場開放を行うとともに、2016年末までに携帯電話普及率を80%以上に引き上げる目標を掲げました。

KSGMは、今後大幅な加入者増が見込まれるミャンマーの通信市場において、「ミャンマー国営郵便・電気通信事業体 (MPT)」との共同事業運営による通信サービスの提供を通じて、ミャンマーの経済・産業の発展と国民生活の向上に貢献していきます。

ミャンマー通信事業への参入 KDDIの役割

ミャンマー通信事業への参入 携帯電話普及率ミャンマー政府目標

  • 注)
    ミャンマー入国管理・人口省発表による

共同事業運営による競争優位性

KSGMとMPTの共同事業は、お互いのリソースを持ち寄る「BCC (Business Co-operation Contract)」というスキームで行われます。KDDIの総合通信事業者としての経験と高い技術力、住友商事の長期間にわたるミャンマーでの事業経験を生かし、MPTが有する全国規模のネットワーク、顧客基盤などと結びつくことにより、大きな競争優位性がもたらされると考えています。

KSGMは、MPTとともに、大きな成長が期待されるミャンマーにおいて、携帯、固定、インターネットなどの全領域の通信サービスを「日本品質」で提供する「最高の通信オペレーター」を目指します。

共同事業開始初年度の状況

2014年9月の共同事業開始以降、主要都市における通信品質向上やエリア拡大、さらにコールセンターの拡充などによる通信事業の基盤強化に加え、販売面においても、直営店・専売店などの販売チャネルを強化し、各種プロモーションを通じてお客さまの加入促進に努めています。また、ブランド強化を狙い、共同事業の運営体制と新ブランドロゴの発表も行いました。

これらの取り組みを通じて、共同事業開始から7ヶ月で、累計800万枚を超えるSIMカードの販売を達成しました。引き続き通信品質向上と販売チャネルの強化を着実に実行し、お客さまに一番に選んで頂ける通信サービスの提供に努めてまいります。

2014年9月 新ブランドを発表

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