セグメント別事業概況

個人のお客さまを対象に、オンライン・オフラインの両領域において、通信以外の付加価値サービスを提供しています。「auスマートパス/auスマートパスプレミアム」をはじめとする会員制のデジタルコンテンツサービスの魅力化や、「Wowma!」などのコマース事業、保険などの金融事業の強化を通じて「au経済圏の最大化」を進めるとともに、収益拡大を図っています。

主要な取り組み

スマートマネー構想

2019年2月、決済・金融事業の強化を目的に、中間金融持株会社「auフィナンシャルホールディングス株式会社」を設立し、お客さまの生活の中心となったスマートフォンを通じて日常生活における決済・金融サービスをより身近にする世の中を実現するため、「スマートマネー構想」を始動しました。
「au WALLET プリペイドカード/クレジットカード」は2,500万超のお客さまにお申込みいただき、au WALLET残高およびWALLET ポイント残高は1,000億円以上、決済・金融取扱高は4.4兆円まで拡大しています。また、2019年4月には「au PAY」を開始し、お客さまにスマホで完結する決済方法の選択肢の幅を広げ、キャッシュレス化を推進し、au WALLETアプリを中心としたお客さま接点の強化を図っています。
今後「au WALLET」を軸に、貯める、支払う、殖やす、借りる、備えるといったお客さまのお金に関わる金融体験をワンストップで提供し、サポートしていくとともに、お客さま一人ひとりのライフプランに寄り添ったサービスを拡充していきます。

エネルギー事業の強化

2018年8月に、KDDI、電源開発株式会社、株式会社エナリスの3社は、今後の電力市場の変化に迅速に対応しながら、イノベーションを推進することによって事業機会を創出し、より一層の企業価値向上を図るため、業務提携契約を締結しました。さらに2018年12月に、エナリスの株式を公開買付けにより追加取得し、エナリスを連結子会社としました。
2016年4月の電力小売自由化を契機に、「auでんき」の提供を開始しており、提供開始当初から、「auでんき」における電力需要予測業務と必要な電源の調達などを行う需給管理業務をエナリスに委託しています。エナリスを子会社化することにより、エナリスの意思決定の迅速化、KDDIと電源開発株式会社が保有する知見などのサポートを含むさまざまな経営資源をエナリスに機動的に投入することが可能になります。今後もKDDIはエネルギー事業の強化に取り組んでいきます。

事業を通じた社会課題の解決: 通信事業

教育事業を通じて次世代を担う人材の育成にも貢献します。

社会の課題
グローバル化に対応できる人材の育成
子どもが社会を「生きる力」を育む教育機会の不足
途上国における子どもたちの学習機会の不足

KDDIが目指す姿

KDDIは、ますます多様化する社会で子どもたちが自ら課題を解決し、持続的な社会の発展に貢献できるよう、外国語を学ぶ機会や、職業、社会経験を通して子どもたちの「生きる力」を育む場を広く提供することを目指します。
また、途上国における教育の機会提供を通じて、当該国の持続的な成長を担う人材の育成に貢献します。

KDDIの取り組み

KDDIグループは、外国語教育事業を通じて、通信と教育を組み合わせた場所を問わず学べる新形態のサービスを提供します。また、「キッザニア」を通じて「エデュテイメント (楽しみながら学ぶ)」をコンセプトとした体験の場を提供します。
さらに、途上国では、不足している英語、パソコン、音楽教室などの学習機会を提供します。

2019年3月期の業績概況

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